#8 クリスマスイブイブ、銀座

12/23

部活後、両親に銀座に連れて行ってもらった。私は一人で髪を切りに行く予定だったのだけれど、せっかくのイブイブだし、ということで家族3人で丸の内はイルミネーションを見に行くことに。

光がいい感じ

私の美容院まで時間があったので、蔦屋書店を目指して歩く。いつも時間がなくて行けなかったので、今日こそは、と、意気込んでいた。道中、ハンドメイドのマーケットを見つけ、ほんの少しだけ覗く、はずだったのだが、次から次のお店へと夢中になってしまった。私の心を躍らせるような素敵なものがたくさんあって、どれを買おう…と迷ってしまう。そんな時間が一番楽しい。インド刺繍のカメラ/スマホストラップというのがあって、それがどうしても欲しかった。すると、父がクリスマスプレゼントに買ってあげるよ(父は、今年はクリスマスプレゼント買ってあげないからね、と毎年言ってるけどなんだかんだいつも買ってくれている)と言ってくれて、たぶん今日イチレベルで私の目は輝いていたと思う。

たくさんの魅力的なものから一つを選ぶというのはとても難しい。こういう時、私は、なるべく一番最初に目に届いたものを買うことにしている。そうすれば、後悔しない気がするから。あっちの方がよかったかな、いや、でも、一番最初に目に入ってきたのはこいつだから、と。

ラッピングまでかわいい

ちゃっかり他のお店でヘアピンまでおねだりして買ってもらい、次は伊東屋へ。とっても素敵な便箋を見つけたが、レジが混みすぎていて、美容院の予約時間に間に合わないので断念。

早咲きすぎる桜

そう、今回も蔦屋書店に行くという目標は叶わなかったのだ！！！私は見えない何者かに蔦屋書店に行くことを阻まれているとしか思えない。

でも、それから美容院でかわいくしてもらい、大好きなパフェを食べ、イルミネーションを見て、その悔しさは消え去った。私、悲しかったこと、悔しかったこと、すぐに嬉しい楽しいことで塗り潰されちゃう性格だから、だから蔦屋書店に辿り着けないのだろうな。銀座に行くと、どんどん魅力的な場所を見つけてしまう。毎回、次回ここ行こう、が増えて、毎回行けない。調べればわかるはずの場所でも、調べていくより、その場で見つけて行く方が楽しいって思う。なんでだろう。

今度こそ、蔦屋書店に行こう。それでは、メリークリスマス。