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母の3回忌を経て

先日、母の3回忌の日。月日が経つのは早いなぁと思いながら、その時の考えを記そうと思っていたのですが、当日に連絡をくださった方を機に、頭の中が過去の過去に遡っていったのでした。

人の人生は、「こうすればこうなる」なんてものは恐らくなにひとつ存在しないとは思いますが、その可能性については否めないと思います。

わたしの母は、何だかんだと癖を持ち合わせた挙句、なかなかな最期を迎えてしまったのですが、そんな母のまわりの環境や、若かりし頃にわたしが見て感じたことなどを改めて記し、「こうすればこうなる」の可能性について考える機会をつくってみたいこと。また、似たような境遇で困っている方への不正解の(なんて、自分の人生の一部をこんな風に言ってしまうのは気持ちの良いものではありませんが、敢えて)道標の参考になればと思っています。

連絡をくれた人とは

3回忌のその日、わたしに連絡をくれたのは、母の離婚したわたしの父の姉でした。
いつもいつもわたしたち親子を気にかけてくれていたらしい彼女からも、母は生前勿論多額のお金を借りていたのですが、どういうわけか彼女には満額返済をしていました。
そんな人、調べた限り他にはひとりも見当たらなかったのでとても意外な事実でした。
今でこそ離婚は珍しいものではなくなりましたが、親世代にはやはり珍しく、そして特別な理由がある場合を除いては男性側が悪いような風潮があったため、父の姉やその両親なんかも、必要以上に母のことを気にかけていたように思います。
不思議な時代だ。

前回半年程書き連ねていたほどのボリュームにはならないと思います。
気が向いた時に更新していこうと思いますので、どうぞお付き合いください。


2024年4月2日
リー・アンダーツ

写真は先日訪れたラオスはヴィエンチャンの夕陽

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