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英語を学ぶ順番・優先順位

英語を学ぶ順番だけど、

・リスニング
・スピーキング
・リーディング、文法
・ライティング

の順番を辿るのが大切だなぁ、と思います。

はじめに「リスニング」が来るのは、「ああ、英語とはこういうものなのか」というイメージを作るのに役立つから。他の3つと違い、リスニングは受動的にできます。英語学習用のYouTubeやPodcastを流して見聞きし続け、量を重ねることで、話し方とか、状況に応じたフレーズとか、イントネーションとか、雰囲気がつかめます。

次は、それを真似した「スピーキング」かなぁ、と。スピーキングは、シャドーイングとか含みます。リスニングで聞いたものをひたすら真似することで、口の筋トレしつつ、英語の話し方が分かります。

「リーディング」や「文法」は、本来、このあとに来るものだと思います。(もちろん、行ったり来たりするわけではありますが)なぜなら、聞いたことも話したこともない言語の文法を学ぶのは苦行で、「普段話していることばの裏にはこういう文法があったのか」「未来について話したいときはこう言えばよかったのか」「あの人がこういう表現使っていたのは、この文法だったのか」という発見的アプローチの方が楽しいし、定着するからです。

「リーディング」も、口に出したり、頭の中で英語を読み上げると思うんですよね。その際に、先に「スピーキング」をやっていたほうが、正しい発音やイントネーションのイメージを頭の中に持って読めると思うんです。

読めないと書けないと思うので、最後が「ライティング」です。

そもそも、ネイティブでも文法を知らなかったりしますよね。読めないけど話せる人もたくさんいます。その意味で、言語の学習では「リスニング」と「スピーキング」の方が、「文法」や「リーディング」よりも本質的だと思います。

自分の場合、リスニング・スピーキングをすっ飛ばして、学生の頃はリーディングや文法ばかりやっていたのだなぁ、と思いました。なので、今はリスニング・スピーキングを重視してます。

実際に英語を学び始めると、この4つや語彙力に関する部分を行ったり来たりする訳ですが、原理原則のこの部分を把握していると、「あ、リスニングに立ち返らなきゃな」などと役立ちます。

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