SOCIALHackキックオフ飲み会を開催しました!

先日、9月9日に大阪にて『SOCIAL Hack キックオフ飲み会』を開催いたしました。

2019年2月に開催予定のSOCIAL Hack2019に向けて様々なイベントを企画し、その第一弾イベントとしてSOCIAL Hack キックオフ飲み会!を開催しました。

SOCIAL Hack2019とは
社会課題をテクノロジーで解決しようというコンセプトのもとエンジニアや医療福祉従事者、障害等の何かしらのマイノリティを持っているかたが交わり一緒になって社会課題を解決できるプロダクトを作ろうというものつくりイベント(ハッカソン)です。

集まった方々は、学生から社会人まで幅広く、また障害の当事者から医療福祉の現場で働く職員、障害を持つ家族がいる方、医療福祉に興味を持つエンジニアの方…などなど様々な立場の方々に集まって頂きました。

立場も環境もバックグラウンドも異なる人たちがこの場で共通して持っていた想いとはまさに――「社会課題の解決」

今回は主に、福祉や障害に関する社会課題について、会話は盛り上がりました。

その中でも、今回最もキーとなった話題は「見える障害と見えない障害」について。

見える障害とは、外から見て障害を持っていることがわかりやすく、他人から認知されやすい障害のこと。
一方、見えない障害とは、外から見ただけでは一見障害を持っていることがわかりにくく、他人から認知されにくい障害のこと。

例えば、重度の身体障害を持っている方や車いすに乗っている方は外から見てすぐに障害者だとわかるでしょう。
しかし、発達障害など一見すると障害を持っているのかわかりづらい障害もあります。そのような場合、周囲から障害を理解してもらいにくかったり、それによって「さぼっている」「どうしてこんなこともできないのか」などといった言葉や心ない態度に傷つく方も多いです。

そこで社会を見渡してみると、まだまだ課題は多いものの、身体障害など目に見える障害に対する施策や援助体制、専用用品・器具等はかなり整ってきています。
しかし、目に見えない障害についてはまだまだ支援が行き届きにくく、補助となるツールもあまり開発されていません。

そのような「目に見えない障害」を持つ方の社会課題について考えていこう、という流れになり、今後のSOCIAL Hackの新たな方向が見えてきたように思います。

参加者の中には「普段は当事者同士で集まっていたが、エンジニアの方と出会っていつもと違う視点を得れた」など、新しい出会いに可能性を感じるという声もいただきました。

今後もこのような交流会や当事者によるトークイベントなど、様々な連動イベントを企画していきます!

次回、連動イベント第2弾は9月29日に開催します!!!
詳細&参加申込みはこちらのFacebookイベントページにて


⬇️参加者の声⬇️


Ledesone 
SOCIALHackプロジェクトチーム


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【Ledesoneについて】
・Ledesone(レデソン)
Ledesoneはマイノリティを持つ人の可能性をクリエイトし福祉をポジティブに変えるをテーマに2018年3月に大阪府で誕生した団体です。Ledesoneという名称はLe idee sono infinite” (イタリア語でアイディアは無限大という意味)から来ていて、どんなマイノリティを持つ人にも可能性は無限にあるという考えから名付けられました。
メンバーは自身の原体験から福祉を変えようとする社会人からマイノリティを抱えながらも様々な活動を行う高校生が参加しています。現在25才以下の若者と福祉系従事者・当事者と共に福祉の課題を解決するコンテンツを生み出す「ワッフルプロジェクト」、様々な可能性をクリエイトするラジオ番組「レデラジ」を運営しています。
webサイト:ledesone.com

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