見出し画像

ネット通販と触覚

最近ネット通販で服を買う機会が増えた。

店に行かなくても使えるクーポンが配布されたのと、わざわざ店に行って服を選ぶのが面倒になったためである。
ネット通販は、気に入ったデザインで自分に合うサイズを選んで購入するだけでいいので楽である。

そして注文した服が届いた。当然だが、画面で見たデザインの服である。
しかし、手に取った時、なんか違うと思った。
素材の手触りや、襟や袖のデザインについて、自分がイメージしていたものと違ったのである。

これは商品の間違いではない。ネット上でも、何の素材を使っているのかは書いてあるし、写真も拡大できるようにしている。必要な情報は全て画面から読み取れる。
しかし、服全体の感覚がいまいち掴めない。

店に行って服を買うときを考えると、服を手に取って身体に当ててみたり、普段服を着る時に良く目に触れる部分に特に気を使う。
ネット通販では、そういう見方をしないので、印象が異なってしまうのかもしれない。

ネット上通販は、今後今以上に発展していくはずだが、扱う商品によって、見せ方や伝え方に工夫の余地はありそうである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?