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緊急地震速報の音

今日、緊急地震速報が鳴動した。幸いなことに、体感する揺れはなかったが、改めてどういう行動をとるか考えさせられる機会だった。

緊急地震速報は、揺れが来る十数秒前に警告音が鳴るシステムであり、そのわずかな時間を活かして身を守る行動をするという趣旨のはずである。
しかし、私を含めたほとんどの人は、アラームのなったスマホの画面に目を落とし、何が起きたのか、何が起ころうとするのかを確かめていただけだった。
本当に揺れが来た場合は、天井板が落ちてきたり思いがけないリスクがあるのは、これまで数々の報道で目にしている。
机に向かっているならその下に、椅子であってもその下に頭を隠すだけでも違うはずなのに、咄嗟にその判断ができなかった。

結局、スマホを見ていてもアクセスが殺到して続報をすぐに得られないから、警告音が鳴ったらすぐに、身を守る行動をとるしかない。
そうできるように意識するのが、とても大切だと改めて理解した。

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