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シリカ水で具合が悪くなる体質

私の子供は夏前くらいから体調を崩しました。しばらく体調がよかったはずなのに低緊張が強くなり、下痢がひどくなって、てんかん様発作を繰り返すようになりました。身体が浮腫んで苦しそうな表情を見せるようになり「もうこれで死んでしまうのかも」と思うほど焦りました。家の中では変わったことはしていませんでした。おかしい、おかしいと子供に接してくれていた人たちみんなに話を聞いて調べてみると良かれと思ってシリカ水を飲まされていたんです。

食べたものに比べると水のことは発覚しにくいのです。シリカ水を飲んで具合が悪くなったことは過去に4度ありました。皆さんわざわざ高価なお水を買って飲ませてくれるから。

私の子供はうっかりすると水で死にそうになるのです。

ケイ素の不耐症の症状

元々私の子供はケイ素に不耐症があります。シリカはケイ素です。シリカ以外にもタルク、シリコン、シリコーン、セラミック、二酸化ケイ素、ケイ酸カルシウムなど形と名前が違うだけでケイ素でできている物質がありますがこれらすべてで具合が悪くなります。ですからベビーパウダーや亜鉛華軟膏も使えば使うほどおむつかぶれはひどくなってぐったりとして寝込みました。珪藻土の壁材を使っている部屋にいると具合が悪くなり、すぐに熱を出しました。

ほとんどの薬やサプリメントは錠剤やカプセルの形をしていますがこの材料としてシリカやタルク、二酸化ケイ素が使われています。100%ピュアパウダーなら飲めても、錠剤やカプセルの形になっていたら同じ成分でも飲むことができません。当然具合が悪くなるので薬の効果を感じることは難しいです。

ですからケイ素を含むものをできるだけ避けて生きていかなければなりません。

しかもこれはアレルギーではありません。不耐症です。でもアレルギーのアナフィラキシーに似た症状が出ることもあるのでとても危険です。不耐症だというと「大きくなるにつれてなれるんでしょ?逆に食べたほうがいいんでしょ?」という間違った考え方を信じている人がいますが、大きくなる前に死にかけます。それは本当に死んでしまう可能性があるので、殺人罪につながる危険な行為です。


私も子供と同じ体質でケイ素で具合が悪くなります。シリコンでアナフィラキシーショックのような症状を起こして救急車で運ばれたこともあります。

ある時歯医者さんで「ケイ素に不耐症があります」と言ったら普通にケイ素を含む材料で治療をされて2か月寝込みました。後で歯医者さんに聞いたら「ケイ素は含まれてない、ケイ酸カルシウムなら含まれてるけど」と言われたのです。

このセリフを聞いたほかの内科医は「医学を少しでもかじっている人間ならそれはあり得ない。警察に行って傷害罪で逮捕してもらってもいいレベルのことだし、高校の化学の授業をまともに聞いていた人だったらおかしいと思う低レベルな話。ケイ素は固体でケイ酸は液体なだけでケイ素はケイ素だ!その歯医者は即免許返せ!」と激怒していました。ですが警察に行くと警察官の人には「ケイ素とケイ酸の違いがわからない」と言われて話が通じず何もしてもらえませんでした。世のなかの人は思った以上に「ケイ素」をよく知らないのです。私も子供が病気になるまで全然知りませんでした。

私の子供のようにここまで極端に具合が悪くなる体質の人は珍しいのでしょうが、ケイ素が体に合わない体質の人は日本人には多いはずです。それはDNAで決まっていて、糖鎖の質と関係があります。

それで子供のお世話をしてくださる方には「ケイ素がダメなんです。だからシリカもダメなんです」と言うんですが、理系な話をするとたいていの人は拒否反応を示して「ただの水でしょ!高価なブランドのいい水をあげて何が悪いのよ!」と意固地になってしまう。

でもこんな症状が出ます。

・よだれが止まらなくなる
・チックが出る
・思考が定まらなくなり支離滅裂なことを言うようになる
・低緊張が強く出る
・熱が出る
・食欲が失われて絶食になる
・ぐったりする
・むくむ
・下痢をする
・低血糖症状がおきて倒れる
・睡眠時に無呼吸発作を起こす
・てんかん様発作を起こす
・嘔吐をくりかえして呼吸が止まり、救急車で運ばれる


ケイ素について説明すればするほど、「そんな難しいこと言われてもわかんないわよ!」となって、意地になって悪い水を飲まされてしまうんです。

でもむこうは「ただの水」だと思っているわけです。同時に健康に良い水だとも言い張るのに。矛盾していますよね。

そういう人はただ単に飲んだ後に「凄くおいしかった」と言われたいだけで悪気はないんです。おいしいコーヒーや紅茶をふるまって「素敵なお茶ですね!」とか褒められたい気持ちとなんらかわらない。でもそれには「ちょっと高級でちょっと変わっててちょっと特別な何かがある水」でなければならないような気がしているからシリカ水に行きついてしまう。

別に精製水でも盛大に喜んであげるのに!私は!


糖鎖とケイ素の関係

生物が生きていくには「糖鎖」というものがとても大事です。脳細胞と脳細胞をくっつけているのも糖鎖だし、筋肉や骨や皮膚や目や血液を作るのにも糖鎖がないとうまくいかなくなります。ちゃんと脳が作られないとホルモンも作られないので人は生活していけません。倦怠感が強く出たり、筋肉が萎縮したり、麻痺したり痛みを感じたり、匂いを感じなくなったり、ものが考えられなくなったりします。

この糖鎖は量と質と種類が大事なので増えすぎないように減らしすぎないように調整がされています。この調整の仕組みはこちらの図に表したように奥行きのあるシーソーのようになっています。そしてこのシーソーの偏りが「体質」と呼ばれるものを作り上げています。

上から見るとこのようになっていて、糖鎖を生産するのが上手いタイプと代謝するのが上手いタイプに分かれています。

この糖鎖のリングは常にぐるぐると回っていますが、人によって生まれつき偏りがあります。

糖鎖とはざっくり言うとコラーゲンのようなものなので偏りによって人の外見にも影響があります。糖鎖を作るのが上手い体質の人は骨太だったり剛毛だったり目玉が大きかったりしわが比較的少なかったりします。

その偏りは「人種」というくくりでみるととてもわかりやすいはず。日本人はAとBが全体の84%、インド人はCとDの体質の人が98%います。海外の9割以上の人がインド人と同じ体質なので日本人は貴種です。

この「糖鎖の生産と代謝」は見た目だけではなく病気のかかりやすさにも直結しています。赤血球の表面の形にそれは現れやすく、粘膜の質を作り上げます。そういうことが巡り巡ってウイルスの感染しやすさや癌の部位などにも影響があります。

詳しくはこちら。


この糖鎖のリングのバランスがとれているときは病気にはなりませんが、大幅な偏りが生じるということは発症しやすくなります。

たとえば、Aはホルモン系、Bは消化器系、Cは脂肪系の臓器と血液(脳の血管心臓、肝臓や肺や皮膚など)、Dは肺やリンパで症状が出やすいです。ウイルスも癌細胞も表面は糖鎖なので、これに深くかかわりがあります。

この図を見てわかる通りいかにもな病気らしい病気はほとんどCDの人がかかります。手術が必要だったり死にやすかったりするのはCDです。

これはレクチンという物質を含む食材を食べることでスライドします。レクチンとは毒の概念があるものなので、AとBの偏りのある体質の人は「毒になるものを食べなければ病気にならない人」ですがCとDの人はこの毒を薬として利用することによって繁栄してきた民族のDNAを持った人間なので「食べたほうがむしろ元気になる」体質の人です。

人類には毒を「食べなければ病気にならない人」と毒を薬のような使い方をして「食べないと病気になってしまう人」がいるんです。

シーソーのバランスの偏りが小さければそういったものを食べても急に悪くなるようなことはありません。でも脳性麻痺のように偏りが大きい人にとってはちょっとした量でも死にかけるのです。


シリカ水が体に合う人と合わない人の違い

一般的にシリカは体に良い物質だと言われています。いろいろな病気に良かったという人の口コミなどをネットで見ることもあります。重い病気が治った人が「これが良かった!」と言えば、「それが健康に良い」と誰もが信じるでしょう。

それはシリカの他にも、レクチンを多く含む食材(トマト、ヨーグルト、ゴマ、青汁、オリーブオイル、赤ワイン、黒砂糖、はちみつ、アカモク、レバーなど)があります。

シリカ水やレクチンを含む食材で具合がよくなる人はCDタイプの人です。ABタイプの人には悪いけれど、脳性麻痺ほど体調が悪いひとでない限りはちょっとやそっと飲んだくらいじゃわかりません。徐々に時間をかけて悪くなるタイプの毒ですから。

シリカ水自体が体に悪いものだとは言いません。体質に合っていて良い人も確かにいる。でもそれは日本人には少なく、筋肉が少なかったり、消化器系やホルモン系の病気に苦しんでいる人には確実に合わないんです。自分がどちらの体質なのかということを正しく知っている人はあまりいません。

大抵の人は「これが体に良い」と言われたら素直に「自分にもよい」と思いがちです。でもそれには必ず検証が必要で、本当に合っているのかどうかを確かめることが重要です。


ケイ素がシーソーを傾ける

そしてこの糖鎖のシーソーのバランスを大きく変化させるのが「ケイ素」と「硫黄」です。レクチンよりも激しく変動させます。

ケイ素はこのシーソーを右に偏らせます。もともと左に偏っていたCDタイプの人にとっては偏りすぎると病気になってしまうので、ケイ素が右に偏らせてくれれば体調は良くなります。ABタイプの人はもともと右に偏っていて、偏りが大きくなると病気を発症します。


もちろんどちらも食べすぎたら逆効果です。だってこれはバランスがとれていることが重要なので。

ケイ素はたくさん食べると体の中のコラーゲンを減らします。作りすぎる体質の人は減らすことでバランスを取っている。硫黄は糖鎖を上手に作るのが下手な人を助けてくれます。ということはケイ素を取って体調がよくなる人は硫黄を含む食材はあまりよくないですね。

私と子供はいつも硫黄塩水を飲んでいます。硫黄のサプリメントのパウダーに塩を入れて水で溶かして飲みます。これを飲むと倦怠感が取れて元気に動けます。筋肉も硬くなって歩いても足が痛くありません。


どうやってシリカ水を飲ます人を制限させられるのか!?

「シリカが体質に合わない人がいる」という事実を知らない人があまりにも多すぎることが殺人未遂事件が繰り返される根本原因でもありますが、人はそもそもシリカについて無知です。

・シリカ水は健康に良いとされている
・実際に飲んだ時においしい
・高価な水なのでおもてなしに最適
・インターネットで体にいいと医者が紹介していた
・ほかにもミネラル分が多いので栄養も多そうで悪いことがあるなんて疑わない

そしてシリカ水が体にいいと思って飲んでいる人達も良いと言って広めている人も根本的にシリカがなんであるのか知らないし、どういう経路でケイ素が体にいいのか全く理解せずにただ「いい」と言っている。

私はそこに違和感を感じますが、「体にいい水があるよ」と言われてホイホイ買うような人は、具体的にいい理由を説明されてもそこにはさほど興味を持たないタイプの思考回路をしている人だと思います。だから高価な水を平気で買える。


だから私たちはいつも水を持ち歩いていて「自前の水以外は飲めない」と言いうことにしているのですが、そうするとなぜか逆に私が水にこだわりすぎる変人のように見えて悲しい…。

× 飲まさないでください
〇 これを飲ませてください

この指示の出し方しか通用しないのはAIと同じですね~。

でも多くの人が良かれと思ってシリカ水を薦めてくれるのには訳があります。世の中のお医者さんが「シリカ水は体に良い」と言って紹介しているからです。健康に対する意識の高い人は「体にい良い水」だと言われたら買って飲みます。そしてそれがおいしかったら人に勧めます。お医者さんによっては水の販売に協力している人もいます。

「シリカ水は体に良い人と悪いひとがいる」というと消費者は「自分がどちらかわからないから買わない」となるけれど、そんなことは伏せておいてただ単に体に良い水だと言えば、みんなが買う。「シリカは何が何でも絶対に安全!」と言い切らないとたくさん売れないから大事なことを黙ってる。それはとても卑怯なことだと思う。

でも海外でそれが通用しても日本人には絶対に通用しないはず。8割以上が体質に合わないDNAを持っているのだから「試してみたけどそれほど良くなかった」と言われて飽きやすいはず。

ただ飲み口がスッキリしていて味がおいしいから、人気はあると思います。おいしいからすすめてくれるんですよね。

おいしいものが体に悪いだなんて、普通は思わないもの…。

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