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N型糖鎖O型糖鎖のバランスが体質に及ぼす影響と仕組み

最近ずっとAIアートばかりやっているから、生化学のことはサボっているのではないかと思われていたと思いますがそんなことはありませんよ。今月の最初に子供と二人で熱を出して以来私たちは寝込んでいて家の外にでることもなくただゴロゴロとしていました。38度の熱があるというのに子供はひたすらしまじろうコンサートを完コピして踊りまくり、私はAIで絵を描きまくり。そんなダラダラとした生活の中で私は自分の身体を使ってせっかくひいた風邪を最大限に利用しようと、薬を使って人体実験していたら治りかけた風邪が何度もぶり返し酷い目にあいました。まだ咳は止まりませんが、25日間消費してやっと答えにたどり着きました。

そこでついにO型糖鎖の働きなどについて理解を深めることができたので発表します。

数年前からこちらのnoteの記事で4つの体質についてまとめるようになりました。ところどころ歯抜けでわからない部分もあったのですが、この図式が見えてきたらもう完璧!表も裏もわかりました!やったー!もう完璧!嬉しい!!!もうノーベル賞でも貰った気分!そのくらい嬉しい!!

これです!


N型糖鎖とO型糖鎖のバランスが体質と病気を作る

つまり、「N型の糖鎖は女性ホルモンの量を決めていて、O型の糖鎖は男性ホルモンの量を決めている」ということがわかりました!

これが一体なんなのかというと、「4つの体質がどうやって生まれるのかというのがわかる」というだけなんですが、今日初めて私のnoteを読む人は何が何だかわからないですよね。生化学や糖鎖に関して全く興味もなにもなかったよ!という方にはいきなりこんな図を見せられてもわけがわからないと思います。簡単に説明しましょう。


まず人間の身体には細胞があります。細胞の中には核というところがあって、その中にはゴルジ体というところがあります。ゴルジ体は糖鎖というものを作っている場所で、N型の糖鎖とO型の糖鎖を作っています。

糖鎖とは何かというとねばねばした物質。細胞と細胞をくっつけるノリのような役割を果たしているものです。主に細胞膜の外側に位置するものです。

たとえば新型コロナウイルスの絵はウイルスの外側にトゲトゲとしているものがあります。この棘の部分が糖鎖です。脳細胞と脳細胞をくっつけているのも糖鎖。癌細胞の外側の部分も糖鎖。コラーゲンと言われるものも糖鎖の一種だし、粘膜も糖鎖。

すごく簡単な言い方をするなら「ねばねば」していたり「くっつく」働きのある細胞の外側のトゲは糖鎖です。生物の身体は糖鎖なくして生存していくことはできません。糖鎖のバランスが悪くなると人は病気になります。

・癌
・認知症などの神経変性疾患
・脳性麻痺・自閉症・発達障害
・糖尿病などの代謝の病気
・筋肉がつかなくなる病気
・血液やリンパの病気
・粘膜、消化器系の病気
・ホルモンの病気
・骨の病気
・不妊
・代謝・免疫の病気
・ウイルス感染による病気

主に糖鎖が多く存在する脳、血、粘膜、筋肉、骨、ホルモンはちょっとした糖鎖のバランスの歪みによって病気になりやすい場所です。人間の病気のほとんどですよね。しかも治りにくい病気が多いと思いませんか?生まれつきの病気だったりいちどかかると治療が難しいものだったり遺伝しがちだったり。どれも大変な病気です。

こういった病気はたくさんの薬が開発されていますが、ひとによって効いたり効かなかったりして効果がまちまちです。なぜある人には効果があるのに、別の人には効果がなかったりするんだろうかと不思議に思ったりしませんか?私はすごく不思議でした。

まず、糖鎖には大きく分けてN型とO型があります。それぞれに働きが違います。これはまずホルモンの量を左右させます。

O型の糖鎖が少ない時、人間の身体では男性ホルモンが多くなります。人間の場合男性ホルモンが多い人は「男性」ということに。その逆は女性です。
これはヘパラナーゼというO型糖鎖を分解する酵素の量に影響されて決まります。

ヘパラナーゼは糖鎖分解酵素です。糖鎖は分解すると糖とアミノ酸に分かれるので、糖鎖分解酵素を生まれつき多く持つ人は糖尿病になりやすいです。シアリダーゼよりもヘパラナーゼの方が糖をたくさん作るので、糖尿病の薬を飲んでも食事制限をしても治りにくいのであれば、ヘパラナーゼを減らす工夫が必要です。脳に関しての研究が終わったら私はこの分野に関して勉強してみたいと思います。

次がN型の糖鎖です。これはシアリダーゼというN形の糖鎖分解酵素の量によって多い少ないが決まります。

シアリダーゼが体内で多い人はレクチンを多く含む食品を食べたときに消化器系の粘膜の糖鎖が減ってしまい、炎症を起こします。抗炎症ホルモンが分泌され、体内に入ってきた食物のレクチンを体外に排出するのに生体異物除去酵素を使用します。この酵素(CYP3A4)の量が間接的に女性ホルモンの量を決めるので、レクチンを多く食べることができない人は女性ホルモンが多いです。

乳がんの人は女性ホルモンを阻害するお薬を抗がん剤として飲みますが、女性ホルモン自体を減らすには体内での炎症を抑えるために双子葉合弁花類などのレクチンの多い食品を食べないことが効果があります。ただし食事制限というものは人によっては大きなストレスになるので、我慢しないほうが良い人もいるかもしれません。

この2つの図式を組み合わせるとこうなります。

N型とO型の糖鎖の多い少ないによって、4つの体質が出来上がります。

だからもともとBタイプとCタイプの人は男性、AタイプとDタイプの人は女性がなるようにできています。

ただ体質はちょっとしたことでスライドするのでその前後に変化します。


この体質はこのようなリングのような働きがあって、1か所にとどまることなくぐるぐると回っています。エネルギーを生み出す図式なんですね。ABCDと別れていて反時計回りに回っています。

ぐるぐるとA➡B➡C➡D➡A…と続けて回っていたら人は健康なんですが、先ほどの糖鎖のバランスによって性ホルモンのムラができたせいで偏りができます。

このようにバランスが取れていればいいんですが、私の場合はAに偏ったままぐるぐると回っています。リングがシーソーの上にのっかっているようなものだとイメージするとわかりやすいです。

そしてこれが「ウイルス感染」「レクチン高含有食品の摂取」などによってねじれが生じます。

これが発熱です。まっすぐとした平面をぐるぐる回っていればエネルギーは正しく作られますがねじれることによってショートして発熱するんです。

そしてこれが激しくなると、表面ではなく裏面にも入り込みます。

糖鎖のリングには裏もあるんです。

表面は植物性のレクチンの多いガレクチンを中心とした考え方、裏面は動物性海洋性の食材に多く含まれるセレクチン、コレクチンを中心とした考え方で構成されています。

裏面は流れる向きが逆になります

人間の身体は「食べたものでできている」とは言います。医食同源という考え方もあって「食べ物が健康には大事」だと誰もがわかってはいるものの、私はここまで大きな仕組みが存在するとは思っていませんでした。

この糖鎖の仕組みは人間の体にとってとても身近なものです。例えばそれが風邪。

ウイルス感染で糖鎖のリングがねじれたときに発熱し、もともとその人が持っていたシーソーの偏りが症状として現れます。リングはぐるぐる回っているので一か所に偏るということはなく、いったりきたりします。

これは体全体でいうとこうなります。

発癌する場所も、これに準じます。転移する場所、手術しなければ治らない部位などももともと持っていた糖鎖のリングのバランスの動きに影響を受けます。

それ以外の病気で言うとこうなります。CとDが圧倒的に重い病気になります。ABは「レクチンを食べなければ病気にならない体質」でCDは「レクチンを適度に食べなければ病気になってしまう体質」です。調整は難しくCDの人はBやAとを行ったり来たりします。

この時に、1つのルールが発生します。

これは具体的に風邪で説明すると、Cは「頭痛の風邪」です。頭痛の風邪はもともとCの人のものなのでCの人は風邪をひくとまず頭痛の風邪をひきます。背筋がぞくぞくして肩が凝ります。Dの女性とBの男性もこの風邪になることがありますがD女性が頭痛の風邪をひくとひどくなりがちで、Bの男性の場合は軽いことが多いです。Aの女性が頭痛の風邪をひくことはほとんどありませんがたまに引くと一番酷くなります。この時Aの女性はCの位置になるのではなく裏に入っていてC´ということになります。裏面の´がついている状態は「Cの治療法を行ってはならない」という意味になるので、葛根湯などの頭痛の風邪に合う薬を飲むと余計にひどくなります。

A➡B➡C➡DとA’➡B’➡C’➡D’の流れを理解していれば、

・自分の体質がどれなのか
・どの病気になりやすいのか
・治すときはどんな食べ物、どんな薬が合っているのか
・病気になりにくい食習慣とはどんなものか

これらがわかります。

これらをどう使うかというと。糖鎖の量は食べ物に含まれるレクチンによって決まるので、何を食べたらよいかがこれでわかります。

つまりこういうこと。

具体的な言い方をするなら、N型の糖鎖は卵にたくさん入っているし、O型の糖鎖は納豆にたくさん入っています。

AタイプとBタイプの人は硫黄と塩、CとDのタイプの人はシリカで体調がよくなるのでこれと組み合わせて考えます。

さらに、風邪を引いたときは漢方薬はこういう飲み方をしますよね。

これは風邪に限らないと思います。そもそも風邪は病気ではありません。糖鎖の不具合によるねじれを取っている作業なんです。ひいている最中はねつもでるし苦しいし嫌なことだらけだけど実際は、糖鎖のねじれをほどいているんです。

だから、風邪の症状が出ていなくてもそれに近い症状があったり、実際にややこしい病気を発症しているのであればこれらの風邪に効く漢方の生薬は風邪以外の病気に効くはず。そもそも漢方の世界では風邪だからこの薬を出されるわけではなく、体質を正しいバランスに整えるために処方されますよね。私の糖鎖の理論は中医学のものとは少し違いますが、見ている部分は同じです。

私は長い間「ウイルス感染とレクチン含有食品を食べることで糖鎖にねじれが生じるが、だとしたらどうやってそのねじれを取るのだろうか?」と思ってきました。

「風邪をひく」

ということこそ、ねじれを取る作業。

「風邪をひいて治す」ということこそが、「糖鎖のねじれを取る」ということなのだとしたら。

別に風邪なんかひかなくたって、これでいいってことです。


ということは。

今まで迷っていたコレに答えが出ました~~!やった~~~!どのタイプの人がどの植物を食べられるのか!ハッキリしました~!迷いに迷っていたけど!これで解決!


次は動物性レクチンと海洋性レクチンの分類!それが裏側ってことですね。

やったー!!!それは割と簡単そう!

がんばるよ!!!



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