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子供の病気の技術を大人に活かす#2売れる音楽を作る6

音楽の好みはいろいろあるとは思いますが、それはいったん横においておいて「脳性麻痺の子供が効いたときに妙に体調がよくなる曲の法則」を探すシリーズです。音楽療法的な意味合いの強い曲を探していると、意外な曲に効果があったりして面白いです。

音楽療法を受け始めたころ、音楽療法専用の楽譜の本を何冊もを見ながら「こんな曲うちの子嫌がって絶対聞かないのに一体何が効果があるというんだろう」と思っていました。本来それは曲そのものではなく、いくつかの曲を使ってテクニックで音楽療法的な働きをするようにもっていくようなものだったのだと思います。

でも私はその時思いました。「聞くだけで効果があるような曲があればいいのに」と。

それから子供が好んで聴いている曲の中に「低緊張が多少良くなる曲」
「性格が明るくなって元気に過ごせる曲」「言葉が出てくる頻度が高まる曲」「よく眠れる曲」「活発に動き始める曲」というようなものを見つけていくようになりました。

その結果、「ダメージのある脳に良い音楽」とか「脳を癒す音楽」「脳を発達させて体調がよくなる音楽」は歌詞に秘密があるのだと気づきました。完璧ではないものの、ある程度条件を満たす音楽は見つけることができます。

前回までは歌詞の中にある「脳に良い音楽の法則」を見つけていたのですが、今回はちょっと違います。

(sic)boyです。4か月くらい前から毎日のように聞いています。

YouTubeでおすすめされたので聞いてみたところ、子供も喜んで聞いているしどう考えてもヘビロテ曲だし、でも歌詞は法則外なのかなと思いきや結構ガッツリ加点多め。ai加点の多いこと。そして繰り返しをベースにiuの回避技が効いています。鬱音の数は3つ。

この曲に関して歌詞は構造的にアリです。ai加点が多いということは痛みに対する癒しの力が強いということなので、疲れてるときとか、嫌なことを忘れたいときとかいろいろなかったことにしたいときに聞くといいと思います。

でも今回は歌詞じゃない。だって歌詞は結構人が寄らない作りになっているから、誰もが好きになる曲というわけじゃない。

問題はドラムの使い方。前回のボボボツ的な使い方もしているし、もっと詳しく検証したくて楽譜が欲しかったのですが、見つからなくて断念。

歌詞やメロディの繰り返しが脳に良いのだと思うけど、リズムの徹底的な繰り返しもすごくいいのだと思います。

でもこれらの曲はどの曲も共通して「痛み回避のヘビロテ曲」です。だからどこか優しい雰囲気があって、穏やか。1日中1つの曲を聴いて3日聞き続けても頭痛がしなければ鬱音をたくさん含んでいない曲=売れる曲ですが、3日どころか7日聞き続けても一度も頭痛はしませんでした。

特にこの曲は男性2人で歌っていて交互に声をかぶせていくので無音の鬱音がありません。1人で歌ってる限りどこかで無音ができやすいのだけど、二人で歌えばかなり回避できます。無音はないわ、加点はすごいわ、めちゃくちゃ強い曲。

この曲も恐ろしく息継ぎのタイミングがなくて鬱音を回避してる。




単にゆっくりめでこのリズムなのがいいのかな。

これらの曲をもっとヘビロテ要素の強い曲にしようと思ったら、Youtubeの再生速度を1.25倍にするだけでOK。でもちょっと早いかも。1.18倍くらいでちょうど良さそう。でもこの速度にすると、時々聞こえてくるドラムのメロディが聞こえてこなくなっちゃうことがあるんですよね。

例えばこの曲は人の声の後ろでピアノのメロディが鳴ってるでしょう。それと同じ感じでドラムのメロディが聞こえる曲があったらいいなぁと、前から考えていたんですが(sic)boyの曲には時々あって面白い。ベースやギターがリズムを刻んでドラムがメロディをある程度担当してる曲があったら楽しいと思うの。

ドラムの音程で裏のメロディを。

そんな曲があったらいいなぁ。


歌詞の法則をまとめると。

①フレーズの最後の音が母音の「あ(a)」「え(e)」「お(o)」で終わっている曲はよく聞く➡良い音
②フレーズの最後の音が母音の「い(i)」+休符で終わっている曲は嫌がる、歌の途中でも「い」と「休符」が入っていると嫌がる➡悪い音
③「きっと」「ずっと」「もっと」「ちょっと」という促音も好き➡良い音
④同じ歌詞や同じフレーズの繰り返しも好き➡良い音
⑤フレーズの最後の音が母音の「い(i)」で終わっても「い」と「に」の場合は問題がないことが多い(き、し、ち、ひ、み、り、ゐはダメ)➡悪い音の回避
⑥フレーズの最後の音が母音の「い(i)」で終わっても次のフレーズの最初の音が「い(i)」で始まるなら問題がないことが多い。う段も同じだが、い段はい段、う段はう段の場合だけよくて、い段とう段が絡んだ場合はダメ。➡悪い音の回避
⑦母音が「あい(ai)」「いあい(iai)の単語が入ると良い➡良い音
⑧「aiai」と繰り返すものはもっと強い効果がある➡良い音
⑨aiを伸ばす音はさらに強い効果がある➡良い音
⑩aaaのように連続する母音は強い効果がある➡良い音
⑪「ポジティブな意味の単語」の量と「ネガティブな意味の単語」の量が1:1だとネガティブな言葉の威力の方が大きいので「明るい歌詞」と「暗い歌詞」があるなら明るい歌詞の分量を多くしないといけない
⑫「希望の意味の歌詞」で歌を終了させる
⑬暗い意味の歌詞の後には希望の意味の歌詞で否定する
⑭サビの中にある悪い音は被害が大きい
⑮音の数が増えてくると無音ができた瞬間にその場所が悪い無音になる
⑯前奏はないか、サビ同然のメロディがないとダメ
⑰「聞く」という行為に集中できるように音の層が厚い曲が良い
⑱打楽器の音程でaeoを作りiuを回避する

今までは18項目でしたが

⑲フレーズの最初と最後にがiuであっても同じ音で揃える場合は回避できる

というのが加わりました。

早く音の法則を見つけたいところです。



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