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今日覚えたい発音

"plus" はどう発音するの②
文の最後の plus

J'en veux plus.

さて、どう発音しますか。"s" は [s] と発音するべきなのでしょうか。それともしてはいけないのでしょうか。

ここで注意です。
話し言葉では否定語の ne は使われなくなっていますので、ここでも登場しません。ということは、plus を発音で「もう〜ない」なのか「もっと」なのかを区別する必要があるということです。

結論はもう出ています。

昨日の最重要ルール 1. を思い出してください。

1. ne - plus(以前とは違って、もう〜ない)のときの plus の最後の "s" は絶対に発音しない。話し言葉で neが省略されても同じです。

このルールが最上位にあるのです。
ということは、

・「もう〜ない」のときは "s" を発音しない。
・「もっと」のときは "s" を発音 [s] する。

1. のルールを踏まえて、こんなルールがあります。

4. 文の最後の plus は [plys] と発音する。

Tu en veux plu ? ← "s" を発音しないという意味。
もういらないの?

Tu en veux plus[s] ?
もっといる?
ーOui, j'en veux beaucoup plus.
もっとください!

Travaille plu.
もう働かないで。
Ttavaille plus[s].
もっと働いて。

以前にも書きましたが、「もっとたくさん」と言いたいときには、plus よりも davantage のほうが効果的です。

1. 発音に悩まなくてもいい。
2. 3音節もあるので誤解されることはまずない。

ご参考まで

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