今日覚えたい学習方法
関係代名詞 que を使えるようにしましょう。
見て、このお菓子大好きなんだ。
見て、この歌手大好きんだ。
当然皆さんは、
J'adore / J'aime beaucoup ce gâteau.
って文法的に正しいことはわかっているし、これくらいはなんとか言えますよね。書けるかどうかではなく、言えるかどうかどうかという問題です。
「見て!」
お菓子に注目してもらいたいとしても、わざわざ ce gâteau と指示形容詞を使う必要はありません。目の前に出てきたら「このお菓子が話題」だってわかるのですから、共通認識を伝える定冠詞 le gâteau で充分なのです。
J'aime beaucoup ce gâteau. と言えることは確認済みです。順番を変えて間に que を挟んで、
→ le gâteau que j'aime beaucoup. と言ってみて下さい。
練習はこれだけです。
たったこれだけの地味な練習をしておくと、「本番」では慌てることなく関係代名詞 que が使えるはずです。
Regarde le gâteau que j'aime beaucoup.
J'adore cette chanteuse.
→ Regarde la chanteuse que j'adore.
「口に出したことがない」表現が、いつかスラスラ使えるようになるはずはありませんよ。これもまた「予習」です。
ただ、ノートに書いていないし、音だけでやっているので勉強した気にならない方も大勢いらっしゃるかもしれません。
音声(会話)の予習は口を使いましょう。
改めて学習方法です。
まず「動詞+名詞」という構造が成立する文を、脳内で思い出してください。
J'adore Paris.
Je déteste le foie de veau.
Je vais acheter l'appartement.
Je voudrais manger du cassoulet.
Ma mère mange ce yaourt au petit-déjeuner.
J'ai payé cette paire de chaussures 20.000 yens.
On m'a offert ce petit bouquet de muguets pour le 1er mai.
これを順番を変えて Paris que J'adore と言うだけで関係代名詞が使えているのです。
Regarde Paris que j'adore .
C'est le foie de veau que je déteste .
Voilà l'appartement que je vais acheter .
C'est le cassoulet que je voudrais manger un jour.
Je chercher le yaourt que ma mère mange au petit-déjeuner.
Je suis content de la paire de chaussures que j'ai payées 20.000 yens.
Je vais mettre dans un vase le petit bouquet de muguets qu'on m'a offert pour le 1er mai.
地味に見える練習も、派手に見える練習も、全ては本番に向けた「予行演習」です。
予行演習は、英語ではリハーサル、フランス語では répétition と言いますよ。
そう répéter、すなわち繰り返すことが大切なのです。
ご参考まで
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