今日覚えたい発音
"plus" はどう発音するの①
まずは最も大切な一つの結論です。
1. ne - plus(以前とは違って、もう〜ない)のときの plus の最後の "s" は絶対に発音しない。話し言葉で neが省略されても同じです。
まずはこれを覚えてください。これはどのような場面でも言語レベルであっても、必ず守られるルールです。
ne - plus の plus の発音(読み方)のルールはこれだけです。全くややこしくありません。
ややこしいというか気をつけないといけないのは、プラス方向に増えているときの plus なのです。
次のルールです。
2. 形容詞(grand や petit など)や副詞(souvent や vite など)を使った比較級の "plus + 形容詞(や副詞)"のときは、plus の s を発音しない。
ただし(この「ただし」が曲者ですが)、母音で始まる形容詞(や副詞)は別に定義する。このルールが適応されるのは、子音や有音の h で始まる形容詞(や副詞)のみである。
Mon frère est plus riche que moi.
Ma mère parle plus vite que moi.
ご安心ください。
プラス方向に増えているときの plus の最後の s を[s] と間違って発音しても、全く問題は生じません。わからなければ様々なルールを無視して plus[s] と発音すればいいのです。大丈夫、正しく通じますよ。
3. 母音で始まる形容詞(aimable や original)や副詞(officiellement や efficacement)を使った比較級の "plus + 形容詞(や副詞)"のときは plus[z] と発音をし、次の語と必ず繋げて読まなければいけない(アンシェヌマンをするということ)
Mon prof de maths est plus [z]aimable que celui de français.
Sa toute première chanson est plus [z]originale que les autres.
ただし「より… どんな形容詞を使って話そうか…」と考えながら話しているときには、plus[s] と発音されることもなくはないです。
珍しいの現象なので、気にする必要はありません。
これ以外のルールは、またいつか書きます。
今日はこの3つを確実に覚えてください。
漢字の「生」をどう読むかに比べたら、こんな3つのルールは大したことはないはずです。
せい、き、なま、いきる、しょう…
ご参考まで
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