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今日覚えたい文法

未来のことを語る

Qu'est-ce que tu vas faire à Tokyo là ?
(今から東京で何をするの?)
- Je vais déjeuner avec une copine dans un bistro français qu'elle m'a gentiment réservé. Après le déjeuner, dès que j'aurai déposé mes affaires à Atypique, j'appellerai une autre amie pour lui donner rendez-vous. On ira comme d'habitude boire un coup.j'appellerai

まず là という単語は「そこで」という意味ではありません。もちろんその意味もあるのですが、21世紀の話し言葉で主に使われるのは「話し手と聞き手の共通認識の場所や空間(ここ・そこ・今・その時のすべてのニュアンスを持つ)」を指し示しているのです。

今の次に友人とランチをするのです。
時間的に遠くても近くても、意識の中で「今の次」であれば、一般的に近接未来形と呼ばれる形(aller の現在形 + 動詞原形)を使うことができます。
ポイントは「今の次」です。そちらの方へ「私が向かう」のです。

それ以降の未来のコトガラは「単純未来形」を使う必要があります。任意ではなく必然です。義務なのです。
最初の目的地(そちらに向かう)は一つしか設定できずに、その後はそんな未来を描いている、そんな時に使われるのが「単純未来形」です。

Je vais déjeuner → j'appellerai → on ira boire
ランチをする → 呼び出す → 飲みに行く
そんな一日なのです。

「dès que + 複合形」は「〜しらすぐに」を表します。完了を伝える「た」のニュアンスを複合形が担当します。もちろん未来のことなので avoir déposé の avoir を単純未来形に活用すると、dès que j'aurai déposé と言う表現ができ上がります。これを文法の世界では「前未来形」と呼ぶのです。ただそれだけのことです。

いつも未来のことを「近接未来形」でお茶を濁している学習者の方も少なくないようです。もちろん全ての未来のコトガラを「近接未来形」で表現しても、まったく問題なく通じますよ、ご安心ください。

ただし、自然なフランス語ではないことはご理解ください。

ご参考まで

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