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今日覚えたい基本文法

動詞の9割を超える -er 動詞の直説法現在形

ほどんどのフランス語の動詞が -er動詞に分類されます。
-er動詞とは、原形が -erで終わっている動詞(aller を除く)で、ほぼ規則通りに直説法現在形が活用(=変化)します。

つづりは原形(-er)を含むと6種類ですが、音は3種類しかありません。

ここでは chanter という動詞を考えてみましょう。
まず「テ」から母音の「エ」を取り除いてみてください。
té から母音の é「エ」を取り除くのです。
[t] という子音だけが残りますね。

次に danser という動詞を考えてみましょう。
まず「セ」から母音の「エ」を取り除いてみてください。
sé から母音の é「エ」を取り除くのです。
[s] という子音だけが残りますね。

最後に diner という動詞を考えてみましょう。
まず「ネ」から母音の「エ」を取り除いてみてください。
né から母音の é「エ」を取り除くのです。
[n] という子音だけが残りますね。

まずはこの感覚「母音を取り除く」という感覚を養ってください、最終的には身につけてください。

「ベ」から母音の「エ」を取り除く
「ペ」から母音の「エ」を取り除く
「メ」から母音の「エ」を取り除く
「ケ」から母音の「エ」を取り除く

je/tu/il/elle/on/ils/elles が主語の場合は、原形の最後の音から「エ」を取り除いたものが、直説法現在形の音です。

danser「セ」は [s]
diner 「ネ」は [n]
regarder「デ」は [d]
tente「テ」は [t]
fatiguer「ゲ」は [g]
jouer「エ」は [何もなし]
prier「エ」は [何もなし]

je danse [s]
je dine [n]
je regarde [d]
je tente [t]
je fatigue [g]
je joue [ナシ]
je prie [ナシ]

子音と母音を切り分けて捉えられないと、知らない -er動詞の活用は瞬時にはできないのです。

「音の感覚を研ぎ澄ます」のも活用形を作るコツでもあるのです。
続きは明日(?)です。

ご参考まで

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