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今日覚えたい話し方のコツ

黙って考えるのではなく、言いながら考える

Qu'est-ce que tu apprenais quand tu étais petit ?
- Heu…(10秒黙ってしまう)je suivais des leçons de calligraphie.
 
 - えっと、 (10秒黙ってしまう)習字かな。

この10秒黙っている間が質問者には辛いのです。
質問をされた方は、脳内で「正解」を探してるためにずっと黙ってしまうのでしょうが、質問者にはかなりの苦痛な時間です。

「質問のフランス語分かったのかな?」
「答えたくないから言い訳を探しているのかな?」
「ひょっとして怒ってる?」…

ちゃんと質問を理解して今から答えますよ、という意思表示が必要なのです。そのために必要なテクニックなど、ほとんどありません。
問題なくすぐに口に出せる箇所まで、とりあえず声にしてしまうのです。
1〜2語で問題ありません。

Heu… je suivais … heu… je … suivais…
これで10秒間間が持ちます。

- Heu… je suivais des leçons de… (10秒黙ってしまう)… calligraphie.
子供の頃何を習ってたの?

習い事のフランス語の名詞を忘れたときも、同じように、黙るのではなく繰り返します。
「声にする」のです。

Heu, je suivais des leçons de… de… de…, ça y est ! De calligraphie.
de を数回繰り返すだけで、話慣れた人のようなこなれたフランス語に聞こえます。

Heu, je suivais des leçons deeeeeee, ça y est ! De calligraphie.
こんなふうに伸ばしても「考えている」ということを分かってもらえます。

コミュニケーションの場で一番やってはいけないことは、何も言わずに「黙る」ことでしょうね。

「分かっていますよ、ちゃんと考えていますよ。」
メッセージを届けないと、聞いている人は不安になってしまうのですよ。

どこかの国のお偉い方々!

ご参考まで


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