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今日覚えたい文法

半過去形は未来には使えない?

そりゃそうでしょ。なんたって「半過去形」なのですから、過去の文脈の中で使うに決まっています!

おっしゃることはもっともですが、人間思い込んではいけません。
柔軟に考えてみましょう。

半過去形という名称を見ると、そう思ってしまいますよね。
・新品の「トイレのスリッパ」は部屋で履きたくない。
・海苔用ハサミは海苔を切るのに使う。
・半過去形は過去の文脈で使う。

トイレ用と書いてあって表面に印刷までしてあれば用途は限られる(お客様が来た時にかっこ悪い)かもしれません。
でも表面に印刷をしてあるのがカッコイイ「スナフキン」で、ふわふわの気持ちがいい素材のスリッパです。パッケージのビニールにだけ「トイレ用」と書いてあるとしたら?

刻み海苔を作る用途のハサミとして売り出し商品を「プライベートシュレッダー」として再発売したら、なんと!売上が30倍になったらしいですよ。

あっ、日曜日にコンサートがあったんだ。約束を入れてしまった。
Ah… j'avais un concert dimanche, mais j'ai pris un rendez-vous.

J'avais complètement oublié. Je devais présenter mon rapport lundi prochain. Je n'ai que 3 jours devant moi.
すっかり忘れていた。次の月曜日にレポートを出すん「だった」。後3日しかないや!

日本語と同じように(ココ大事です)、フランス語でも未来の忘れていたことを伝えるのに半過去形を使うことができます。

S'il faisait beau demain, on pourrait faire un tour dans notre nouvelle voiture.
明日晴れていたら、新車でドライブにでも行けるのにな。

人間思い込みは禁物です。

ご参考まで

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