2011年3月20日の日記

あれから10年経ったのでこのあたりで振り返ろうと思ってnoteに残すことにしました。懐かしのmixiに書いた当時の日記。昨年の緊急事態宣言のとき街に出たときに「あのときに似てる」と思ったのを思い出しました。これから少しずつ10年前のあの日を記します。

昨日から娘の塾が再開しました。まずは昨日、今日は休講になった授業の補講。 心配なかったわけではありませんが、一度行かせてみないと様子がわからないので。 早めにでかけたので時間潰しにブラブラしてきました。 遠方の、こちらが心配なかたへのお知らせと、記録を兼ねて日記に書いておきます。

久しぶりの電車ですが、計画停電中止もあり、ほぼ定刻で運行されていました。 駅のエレベーター、エスカレーターは使用禁止。灯りは間引かれて薄暗い。 電車内も陽がおちるまでは消灯。夜も間引かれていました。 小田急はいつも明るいので暗く感じますが、普段の京急レベルなような気もする。

横浜は昼間は震災前よりも混んでいるのではという賑わい。 ダイヤモンドとそごうに行ったけど、エスカレーターと照明は間引き中。 食料品だけでなく、書籍や文具も売れていたので思ったより購買欲はそがれていないみたい。 外資系ラグジュアリーブランド(カルティエとか)は軒並み閉店中。

横浜のほとんどの商業施設は18時閉店で、お迎えに行ったときにはまるで深夜のよう。 個人経営の飲食店などは営業されているけれど節電のため営業しているかわかりにくい。 コンビニもやはり間引き照明で入るのを躊躇してしまうような雰囲気。 そして、昼と比べものにならないくらい、どこに行っても人が少ない!

人間にとって灯りって大切だなーと思いつつ、ほんの30年くらい前、自分が子どもの頃は 店は夜には閉まっていて、電車内はいつも薄暗くて、それでも不便はなかったなと思ったり。
夜が夜として存在していて、暗闇を畏怖していたころに戻ったと思えば、 さほど苦労はないかもしれないと感じた。なるようにしか、ならないしね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?