愛しかなく
𝟚𝟘𝟚𝟘𝟘𝟚𝟚𝟚
いい歳こいてそんなこともわからなかったのかよ~。
結局一年以上悩み続けて、
色んなものを手放し、手放され、見離し、見離され
逃げ、逃げられ、
昨日はっきりと見えたものは、愛しかないなということです。
昨日今日出会った、圧倒的に気持ちいい場所。
昨日今日手に入れた、圧倒的に官能的な関係。
昨日今日感じた、圧倒的に心地いい人。
これらに目が眩み、大切なものを見失う。
若い時は、そういうことを繰り返してきて。
だから若者ってアホやし、悩みっぽいんやろうし、私もそうでしたけど。
本当の愛って、つらくて厳しくて、喧嘩もするし殴り合いもするし、傷つけあう。
いつも優しく、甘く、くすぐったくて、あったかい場所に愛なんてありえないなと。
人間は、自分の軸となる、圧倒的な愛のある場所を守るために取捨選択し、日々生きている。
愛する人がいないと、食事すらおいしく採れない。
時間も長く感じる。
今まで一体何をして生きていたのだっけ。
全くわからないし、覚えていない。
どんな生き方をしてきたのだっけ。
傷つくことやつらいこと、含め、自分の人生の感覚だった。
一緒にいたときや、当たり前に過ごしてた時間は、それすら皮膚の一部のようになって
これらを失うことがくるなんて、気づいていなかったのだ。
痛いことや、傷つくこと、みっともないこと、厳しいこと言われて、
否定されて、涙を流した日々、
それらすら含め、愛で、居場所で、愛おしい時間で、
自分を作り上げていた軸となる場所だった。
そして私は、これから。
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愛しい場所は、傷がつきまといます。
傷について書きます。
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