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【いよいよ本試験!】超直前期、どのように過ごした?

LEC専任学習ナビゲーター 西牟田 麻奈
Xアカウント@mananishimuta)

 いよいよ本試験が迫ってきました。この期間に、学習面や体調面で特に気をつけたことについてお話ししたいと思います。本試験までの2週間をどう過ごすべきか悩んでいる方の参考になれば幸いです。 


1. 勉強時間

直前期は兼業受験生でしたので、
平日:3~4時間
休日:5~6時間
勉強していました。直前の2週間でも勉強時間を無理に増やすことなく、これまでどおりの勉強時間で最大限に集中することを意識していました。本試験が近づくにつれて「もっと勉強時間を増やした方がよいのではないか」と思うこともありましたが、それで体調を崩したりメンタルが不安定になったら一大事ですので、自分のこれまでのペースのまま本試験を迎えることに決めていました。

2. 本試験2週間前の勉強内容

本試験2週間前の1週間は、弱点の補強と出題予想箇所の学習に充てました。 
〔弱点の補強〕
模試を通じて浮き彫りになった苦手な科目や範囲にフォーカスし、その範囲のテキストを使ってインプットを行いました。同時に、その範囲の過去問を解きました。私の場合、午後の択一のマイナー科目のインプットが甘かったため、重点的に補強しました。
 
〔出題予想箇所の学習〕
本試験出陣式』で予想されていた出題箇所を徹底的に固めました。レジュメを見ながら、確実に理解・暗記ができているか、表面的な理解にとどまっていないかを確認しました。

3. 本試験1週間前の勉強内容

全科目の過去問を1週間で解きました。私は『直前択一過去問絞込み講座』を受講していたので、その過去問題集を使いました。具体的には以下の問題数を1週間で解きました。知識の不足を感じる範囲があれば、その都度テキストを確認しました。

民法:約220問
不動産登記法:約170問
商法・会社法:約100問
商業登記法:約100問
憲法:約50問
刑法:約70問
民事訴訟法:約90問
民事執行法:約20問
民事保全法:約20問
供託法:約40問
司法書士法:約30問

4. 本試験前日の過ごし方

本試験前日は普段どおりのペースで5~6時間勉強し、夕方には切り上げました。勉強終了後、本試験当日に焦らないよう、持ち物の準備を完璧に行い、起床時間や電車の時間を確認しました。翌日の天気予報を見て、服装も事前に決めました。試験会場はエアコンが効いていて寒さを感じることもあるので、羽織れるものも用意しました。
前日は早めに就寝しようとしましたが、なかなか眠れずに焦りました。寝不足を気にしすぎないために、時計は見ないようにしていました。本試験当日は緊張のため、寝不足感をあまり感じませんでした。

5. 仕事との両立や体調管理で気をつけていたこと

「普段どおりでいること」を意識し、仕事も通常どおり行っていました。可能であれば休暇を取得して勉強に充てるのも良いと思いますが、私の場合は普段のペースを守りながら、ルーティンとして勉強する方がストレスが少なかったため、そのようにしました。
また、本試験前の2週間は特に体調管理に気を遣い、十分な睡眠を確保するとともに、ケガの防止にも注意しました。特に利き手のケガには細心の注意を払いました。
 

6. おわりに

本試験2週間前、不合格になることよりも、自分の実力を出し切れずに後悔することが一番怖かったです。そのため、応用的な問題に手を出すより、基礎的な問題を徹底的に繰り返し、「わかっていたのにできなかった」という状況を避けることを心掛けました。
本試験が迫ると不安になることも多いかと思いますが、これまでの努力を信じることが大切だと思います。 

LEC専任学習ナビゲーター 西牟田 麻奈
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