マガジンのカバー画像

土曜日といつかの日記

21
毎週土曜日と、気が向いた日に書きます! 今思っていること、小さなできごとなど。
運営しているクリエイター

#本

与えられた課題にわくわくしてみる

とあるコミュニティで「20冊の本を読む」という課題が出た。 かつては結構な読書家だったはずのに、最近のわたしは全然読書していない。いや、正確に言うと、仕事では本を読んでいるけど、個人の時間は漫画を読むことに充てている(優先している)。 最初その課題を聞いたときは、「えーっ読みたい漫画もあふれてるのにそんな時間ないよ」と思ったけれど、どうせやるならと思って「本当は読みたかった本」を羅列したら、みるみるうちに楽しい気持ちになったので、ここに書いてみることにした。読んだら感想も書

人の評価に出会わない機会をつくろう

ずっと楽しみにしていた映画なのに、観に行くのをやめたことが何度もある。 「あー、やっぱりやめておこうかな」と若干の後ろ髪を引かれながら決める瞬間にいつも、楽しみにその日を待っていた純粋な自分の気持ちを思って少しだけ悲しくなる。 「楽しみ」ってもっとも活力をくれる気持ちだと思うから。叶えてあげられなくてごめんね。 そうなるのは、映画が公開されるとすぐにレビューが大量にあふれたり、みんなの感想が広まるからだ。それは悪いことじゃないけれど、最近よく、人の評価に出会わない機会を意図

営業はクリエイティブじゃないと思っていた話

そろそろとある覚悟の話が書きたい、と思っているのだけれど、そのためにどうしてもしておきたい話をする。 5年以上、望まぬ「営業」にいた話。 編集者になりたくて、クリエイティブな世界にいたくて出版社に入ったのに、わたしは5年以上、営業部から出られなかった。何度も何度も異動願いを出し、何度も何度も転職活動をした。 最初の方は説得力のない「希望じゃないから」という届け出だったと思う。人生短いのに、女性のキャリアの両立は時期が大事なのに、こんなところにいる場合じゃないと思っていた。