身近なロールモデルである母について振り返る
女子にとって、最も身近なロールモデルは何だかんだで母親であると思う。
私自身の母は定年まで某企業で働き続けた、立派な会社員でした。
父方の祖母が同居していたので、今の私の状況とは異なるものの、私自身の子ども時代の経験があるため社会の雑音に対して過度に反応しなくて済んだのは本当に良かったです。
流石に最近は聞かなくなったけど、私が長女を出産した7年前くらいには、まだまだ社会の雑音が多かったように感じます。
例えば、
①母乳で育てるべし
→私が産まれた40年程前には育休制度がしっかりと無かったようで、母は産後休暇が終わる産後2ヶ月で社会復帰をしています。
我が母ながらガッツがあります。
母乳の出具合というのは、本当に人それぞれで、母はかなり出が良い方だったそう。
これ、母乳育児するには良いのですが、早めに社会復帰しようと思うと結構大変なんですよね。
助産師さんに相談しながら早めに止めてから社会復帰したそうです。
私も次女の時は半年で復帰したので、計画的にミルクへ移動するつもりが、若干間に合わず、なかなか苦労しました。。。
と、苦労話が長くなってしまいましたが、言いたいことは、「私はミルクで育ちましたが、健康優良児なので問題ありません」と言うことです。
②帰ってきた時に母親がいないなんて可哀想
→本当に小さい頃、幼稚園に入る前とかそのくらいは母が会社に向かうのを泣いて追いかけていたようです。
が、小学生ともなると、寂しいと思った記憶がありません(苦笑)
小学校から帰ってきて、家には祖母がいたので、いわゆる鍵っ子とは状況が違うのですが、小学生ともなれば、友達と遊んでいる方が楽しかった気がします。
むしろ、昼から母親がいて、自由が少なそう、とまで思っていた記憶があります(苦笑)
他にも雑音があったような気がするけど、忘れるもんですね。
雑音以外では、「素直に格好良いと思えていた」ことが大きいです。
小学生くらいの頃から、何だか働いている自分の母親は格好良いぞ。と思っていました。
なぜ働くか、もたまに母自身が言っていました。
例えば、
「お父さんが、もう会社行きたくないって言ったら、じゃあ少し休んだら?って言えるくらいは稼いでおきたい。」
(そんな事態は無く、父も定年まで休むことなく働いておりましたが)
これ、今でも覚えていて、私自身も同じように思っています。
「独立しようかな、でもお金が心配」といった話をすると必ず「旦那さんの給料だけでも生きていけるんじゃない?」と言われるけど、そういうことじゃ無いんだな。
他にも書けそうだけど、とりあえずここまで。
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