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もう模範解答にモヤモヤしない!中小企業診断士二次試験の攻略法(非常識なので真似厳禁!?)

こんばんは。Taishiです。前回投稿から随分と日にちが経ってしまいました。いつの間にか今年度の中小企業診断士の試験日程も発表されていますね。今はまだ1次試験の対策をみっちりやりこんでいる時期でしょうか。
第1次試験:8月6日(土)、8月7日(日)
第2次試験:10月30日(日)

1次試験は回答がある

みなさんご存じの通り、1次試験は2日間で計7科目のマークシート式の試験になります。択一式なので回答もある程度は絞りやすいですし、試験終了の次の日に公式回答が発表されるため、点数も自己採点が可能です。まあ、7科目っていうボリュームは事実相当辛いですけどね・・・

私は情報処理技術者を保有していたため、2日目の「経営情報システム」が免除となりました。私の受験した年は超難化したため、ラッキーでした・・・(ちなみにプロジェクトマネージャという国家試験です。興味のある方は下記サイトよりどうぞ!すごくためになる試験です)

一方、2次試験は・・・

問題なのが、2次試験。なんと、公式解答が出ないうえ、点数も請求しないと見せてもらえない。勿論、どこが間違ったのか等のFBも無く、毎年受験生は予備校発表の解答を見つつハラハラしながら自己採点するという・・・そして各予備校の解答が割れるのも特徴。せめて公式の模範解答くらいは出せよって思いますよね(笑)

一般的な2次試験対策

予備校や通信講座で勉強される方は、読み方、解き方といったテクニックを叩き込み、何度も解きなおす、という方法を取るのが一般的なのではないかと思います。私も勿論それが正攻法であり、効果的なものであることは全く否定しませんし、ガッツリミッチリ勉強されている方々を尊敬しています。

でも、私は診断士取得時、院卒2年目の若手・・・ウン十万も支払える余裕はなかったので、予備校はあきらめ、通信講座を選択しました。
(1次試験対策で使用した教材はコチラ。1次試験は平均70点越えの高得点でした。)

問題なのが2次試験。勿論、診断士ゼミナールでも丁寧に解説はされていました。一方、他社さんの教材の模範解答では診断士ゼミナールでの模範解答が減点例で掲載されていたり・・・。解答が異なるということは、そこに至る、着眼点、解釈、ヒントの切り分け、解答組立も異なっていることに他なりません。(実際に解説を読んで確認しました)
この時、見直しをするたびに、めちゃくちゃモヤモヤしていました。。。

その後しばらくの期間、複数社の過去問集を解いていて考えた事は、「解答の幅って意外とかなり広いのではないか」ということです。
つまり「みんな違ってみんないい」ということなのですよね(いや「みんな」合格はおかしいけれども笑)

私の2次試験対策(ここから先、真似しない方がいいかもしれません。試験に受かることが目的化しており、長期的にはメリットが無いため)

そこで、私は唯一絶対の正解を求めて努力することをやめました。その代わり、絶対に合格ラインを割らない回答を作成することに注力し始めたのです(コンサルとしてはアウト笑)。
具体的には、各社の模範解答をすべて「正解」と位置づけ、設問とセットでまとめまくりました(各設問に対して複数社の模範解答が横並びで対応付けられているイメージ)。
そこから、設問、解答から頻出用語を抽出して、「このキーワードが問われたらこの用語」という風に対応付けがすぐに出てくるよう、通勤時間やスキマ時間にひたすら暗記作業をしました。つまり、部分点を積み上げる戦略に一本化したということですね。

この方法で、1次試験終了後から勉強し始めて、2次試験にストレート合格しました。しかも全教科平均68点という割といい成績。。。

うそでしょ

こんなん広まったら予備校の先生や診断協会の人に「全く本質的ではない方法だ!!くたばれ!!」と怒られそうですね。。。

現場からは以上です。

PS

私は修士号を持っており、職業柄英語を日常的に使用するため、暇なとき海外の論文を読むことが多いです。特に勉強法や心理学などが好きで、そこで得た知見を基に、科学的に効果的な勉強メソッドやそのための環境づくりという点を追及しています。よろしければ下記の記事や、Twitterも始めたのでフォローいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。


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