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行動を分析する

日々暮らすなかで困った行動に目がいきがちですが、その困った行動を分析してみたいと思いませんか?

なぜそんな行動をとるのだろう?
その行動はなんのメリットがあるのだろう?
そんなことを考えるとまた違ったものが見えるかもしれません。

ドッグライフコンサルタントの佐藤です。

行動することのメリット

私たちも含め動物たちは某かのメリットがあるから行動を繰り返しています。
仕事いきたくないなぁと思っても給料がでるからがんばっていたり…
この仕事やりがいがあるんだよね~という精神的な報酬(達成感)のためにやっていたり…
この人からの依頼だから頑張ろうと相手の喜ぶ事が報酬だったり…色々ですが…自分にとってメリットがあるから繰り返しています。

犬たちも実は同じで、人間から見たら困った行動もその行動をすると犬にとってメリットがあるから行動を繰り返しているんですよね。

オペラント条件って聞いたことある方も多いと思いますが…
行動を繰り返しているものはこの条件づけがされていることが多いです。

2種類の行動がある

専門家ではないので厳密にはもっとあるのかもしれませんが…
行動修正においてはレスポンデント条件づけとオペラント条件づけについて学びます。

レスポンデント条件づけ(古典的条件づけ)は、条件反射的なもの
ざっくりいうと刺激が行動につながるものです。

オペラント条件づけ(道具的条件づけ)は、行動のあとの環境変化によって行動の出現頻度が変化するものです。

トレーニングの世界では、オペラント条件づけが使われるものが多いですが、レスポンデント条件づけが案外重要だと言われることは少ないです。

しかし、今日はオペラント条件づけにつて話したいです。
それは、問題行動の多くは私たちが知らず知らずのうちにオペラント条件づけで強化しているものだからです。

オペラント条件づけで強化された行動は条件づけられるものを知ることで対処が可能です。
それを分析して自分で気がつけるようにしましょうというものです。

オペラント条件づけに4つの分類がある

ここでは犬を例にお話ししますが、犬を猫でも人間でも置き換えてくれれば同じです。
行動の原理はどの動物、人間ともに同じなので…

オペラント条件づけには、行動を繰り返す「強化」と行動をしなくなる「弱化」があり、行動の結果の刺激の有無で「正」と「負」に別れます
「正」は、行動のあとに刺激が現れることをいい
「負」は、行動のあとに今まであった刺激がなくなることを言います。

【正の強化】【正の弱化】【負の強化】【負の弱化】の4つに分類できるのがオペラント条件づけです。

長くなってきたので…
4つの原理については次回に続く…
日常の生活にどんな行動があるか提示しながらお話できたらと思います☺️

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お知らせ

5/18 小金井公園でお散歩トレーニングを予定しています。

夏前最後のお散歩トレーニングになります。
皆さんのご参加お待ちしております。
詳細はFacebookのイベントページをご確認ください。
https://www.facebook.com/events/353110878630200/?ti=cl

参加申し込み、お問い合わせはメールにてお願いします。
メールアドレスは
smile2happiness@gmail.com 
です。

予告の予告

9/8にチャーリードッグスクールの夏目真利子先生をお呼びして、リードワーク座学を開催します。
犬なしでリードワークを学んでいただくセミナーです。

ハーネス実際つけて犬を体験してみることも出来るようにお願いしていますので、是非予定を空けておいてくださると嬉しいです。

受講料、場所は調整中ですので決まり次第お知らせします。

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