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吠えてるのに褒めるとは。

お散歩中に吠えている犬に声をかけて離れてくださいとかいい子だねと言って離れてくださいということがあります。

続けていると吠えないですれ違えるようになります。

ドッグライフコンサルタントの佐藤です

褒めても大丈夫な仕組み

その行動で犬たちが何をほしいと思っているか?が重要です。
行動が増える仕組みは、行動によって得られるものが行動主(この場合、犬ですが)にとって欲しいもの、欲しい変化だからです。

相手が苦手、怖い場合、犬が欲しいものは安心感であり、相手を遠ざけることです。
声をかけられることではないんですね。
なので、褒めてもその行動は繰り返すようにはなりません。

行動が繰り返される仕組みを理解できたら困った行動を繰り返させない工夫がしやすくなります。
逆にして欲しい行動をしてもらえるように工夫することも出来るんです。

だから、みなさんには学んでくださいとお伝えしています。

では、なぜ褒めるのか?

この時、褒める言葉が犬にとってどのような言葉になっているか?が重要です。
また、声をかける飼い主さんの存在がどんなものなのか?も大切です。

褒める言葉が犬にとって嬉しい言葉になっていますか?
そして、飼い主さんは安心、安全認定されていますか?

安心安全な飼い主さんが心地よい言葉を投げ掛けてくれるから吠えの原因となる不安感や恐怖心、警戒心を和らげてくれて落ち着くことができるので吠えが収まったりします。

飼い主さんからのサポートを受けて大丈夫だった経験をすることが大切です。
大丈夫だった経験が積み重なってスルーできるようになります。

叱ったりする前に…

たくさん話しかけ、声をかけ、褒めて、愛でて…
飼い主さんが安心、安全な場所になる。

飼い主さんは、愛犬にたいして、3ない運動しましょう。
信頼度をあげるためにも大切なことです。
私の行動応用分析学の師でもある青木先生の言葉なんですけど…

奪わない
騙さない
脅さない

よくやっちゃうことかもしれませんが…
ワンコが口に入れたものは無理やり奪わないでください。
口に入れてほしくないものは置かない、口に入れちゃったら落ち着いて美味しいものと交換しましょう。

騙さない。
呼んで来たら嫌なことをするとか…
おやつ持ってるふりして結局あげないとか…
こんなことしてたら呼んでも近寄ってこなくなりますよ~

脅さない。
そんなことしたら叩くよ~というような手を振り上げる素振りを見せたり…
実際に痛い目にあわせたり…
どんどん信頼度はなくなっていざというときに手を出せなかったり、だっこできなかったり弊害しかありません。

ひとつ屋根の下に暮らす家族なのであれば、安心安全な家であり、飼い主であること。
そして、いざというときに助けを求められる飼い主になること。

それにはやっぱり「3ない運動」は実施して欲しいことです。

追加で言えば…
「からかわない」も入れたいですね~
まぁ、自分がやられて嫌なことはやめましょうということです。

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お知らせ

4/21 小金井公園でお散歩トレーニングを予定しています。
ご参加申し込みお待ちしております。

詳細はFacebookイベントページにて
https://www.facebook.com/events/434840420593144/?ti=cl

申し込みお問い合わせはメールアドレス宛までお願いします。
smile2happiness@gmail.com

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