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寝る子は育つ

睡眠はとても大切なものです。
それは、人も犬も同じで精神的な安定をもたらすものでもあります。

ドッグライフコンサルタントの佐藤です。

学習は寝ているときに定着する

しつけもそうですが、何かを教えたときは特にゆっくりと休ませてあげましょう。
学習したことは、睡眠によって脳にインプットされるからです。
一度でインプットされることもあれば何度も繰り返すことでしっかりとして行くこともあります。
なので、根気強く質の良い学習機会を提供しましょう。

といっても質の良いってどんなもの?と思いますよね。
それは、ただただ楽しいことではないかと思っています。
人もそうですが楽しい事って覚えるのも早いし、色々なことにも意欲的になりますよね。

罰は脳を委縮させる

逆に、罰を使ってトレーニングした場合、脳を委縮させるという研究結果もあるくらいトレーニング効率は良くありません。
学習してほしいのに、精神的にも委縮してしまい学習が進まないのです。
そのように考えたら罰を使うトレーニングって非効率ですよね。

最近では、お仕事を持つ犬にも罰を使ったトレーニングはしないのが主流です。
災害救助犬、麻薬探知犬などはテレビなどでトレーニング風景を見たことがあるかと思いますが、犬にとって人を探すことも麻薬を探すことも遊びなんです。
仕事なのにって思いますか?
犬には仕事なのか遊びなのかは関係ないんです。
犬の遊びが結果として人にとって有益だったってだけなんです。

罰を使ってトレーニングしていた時代もありました。
それが一番良いと思われていました。
アルファ論(支配性理論)があったから…
人は犬のリーダーになる必要があるといわれていた時代が確かにありました。
しかし、その支配性理論を提唱した方が、それは間違っていました。
と訂正論文を出して今年で20年です。
未だ、支配性やアルファ論を使ったトレーニングはなくなっていません。
それだけ人間と相性が良かったということなのかなと思います。

訂正論文から20年も経つんです。
そろそろ、支配性理論やアルファ論は間違いですよと飼い主さんの口からもききたいなぁ~と思う今日この頃です。

お知らせという名のお誘い

2019年1発目の散トレが1/19にあります。
小金井公園で犬の社会化をゆるゆると出来る時間を持ってみませんか?
吠えちゃってどうしようという飼い主さんも大丈夫。
一緒に歩いていると案外、吠えが収まることも多いです。
そして、思い出したように吠えたり…意外な一面が見られるのも散トレの不思議なところ。
みんなでゆっくりいろいろなお話をしながら歩きましょう。

皆さんの参加をお待ちしております。

イベントページはこちら↓
https://www.facebook.com/events/1939422922772469/?event_time_id=2059459114102182


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