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【癒し効果の謎に迫る】1/fゆらぎとは何ものなのか?
いつも記事をご覧いただきありがとうございます。
Biz Craftです。
金曜日はメインテーマ(思考改善、心理学、癒し、脳科学など)を取り扱っています。
そういえば、しばらく癒し関連のテーマから離れてしまっていました。
疲労が溜まる週末、せっかくなので癒し効果のメカニズムについてご紹介できればと思います。
以下に該当する方は、参考となる内容になるかもしれません。
✅自然大好きな方
✅疲労が蓄積している方
✅癒しのメカニズムについて興味がある方
1⃣記事作成の経緯
そもそも私がこのゆらぎという聞きなれない言葉を知ったのは約5年ほど前でした。
当時癒し系の音楽に飢えていた私は、手当たり次第にあちらこちらを探し回ったものです。
妙に奇妙なタイトルが視界に入り、思わず手にしたCDのタイトルがこれ。
~EN L’AIR 1/fゆらぎシリーズ~
「エフブンノイチ?ゆらぎ?何それ?」
当時の自分にとっては強烈なキャッチフレーズでした。
「でもやっぱり問題はタイトルよりも中身だろう?」
やや経験主義的な傾向があった私は、とりあえず聴いてみることに。
しかしいざ聴いてみると、特段変わった音色でもない。
ただオルゴールのメロディーだけがゆっくりと流れ始める。
「まあ、たまにはオルゴールでも悪くないか」
当初はそんな程度にしか思っていませんでした。
しかし依然としてこの言葉の意味が気になって気になって仕方がない。
1/fゆらぎ。
初めて聞く言葉にしては強烈な響きでした。
「ゆらぎって絶対オルゴールの意味じゃないよね?」
言葉の定義にこだわる私にとっては、このまま放置するわけにはいきませんでした。
2⃣1/fゆらぎとは何か?
経緯が少し長くなりました。
まずは言葉の定義から入りましょう。
「1/fゆらぎ」とは、パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのことを指します。
具体的には、人の心拍の間隔、ろうそくの炎の揺れ方、電車の揺れ、小川のせせらぐ音、目の動き方、木漏れ日、蛍の光り方などが例として挙げられます。
この現象は規則的な中にも不規則が混在しているゆらぎで、人間が自然とリラックスできるように感じるようになります。
~中略~
そのことから、生体のリズムは基本的には1/fゆらぎをしていると分かり、この1/fゆらぎは快適性と関係があることが判明しています。
人間の生体は五感を通して外界から1/fゆらぎを感知すると、生体リズムと共鳴し、自律神経が整えられ、精神が安定し、活力が湧くと考えられています
要約すると、自然界には人体の生体リズムに合った不規則な音が発生しており、それがリラックス効果を生むというわけです。
ちなみにこの音は人工的なノイズでも発生させることが出来ますが、一番リラックス効果が高いのはやはり自然界が発する音に間違いありません。
このリズムは森林などの大自然の中には必ず存在しているものです。
例えば上述のように、木々の揺れや小川のせせらぎ、鳥の鳴き声などです。
これらの動きや音はすべて予測不可能でありながらも、一定の心地よいパターンを持っています。
3⃣森林浴をうまく活用しよう
人は誰でも疲れた時に、自然と静かな環境に身を置きたくなるものです。
そして森林浴は、この1/fゆらぎの恩恵を受けるためにベストな方法の一つです。
自然の中で過ごす時間は心を穏やかにしますし、新たなアイデアや解決策を見つける手助けをしてくれます。
また、心身のリフレッシュやストレス軽減効果も見込まれます。
私も職場の近くに公園があるので、仕事の息抜きによく利用しています。
ちょうど決算も近いので、これからの時期はきっと重宝することでしょう😅
しかしこうして自然のリズムに身を委ねることで、より活力のある生活を送ることができるわけです。
また森林浴は単なるリラクゼーションの場だけではなく、自己発見と創造性を育む場とも言えます。
このことから、意識的であれ無意識的であれ、人がどれだけ自然とのつながりを必要としているかを示しているともいえます。
記事まとめ
以上、癒し効果の謎と1/fゆらぎの正体についてご紹介しました。
なぜ人は自然に癒されるのか、どうして自然を求めるのか。
そしてなぜ自分はここまで自然大好き人間なのか🤔
自分はどうも物事の根源を突き詰めて考えないと気が済まない性質のようです。
音楽そのものよりも、その背後に潜むメカニズムに興味が湧いてしまい、ここまで話が展開してしまうのはよくあることです。
しかし確実に言えるのは、人は自然のパワー無しでは生きていけないということです。
よくストレスコントロールとかアンガーマネジメントという言葉を聞きますね?
意志力や考え方でしんどい状況を何とか乗り越えようというものです。
これはストレス社会をうまく乗り越えるためには極めて有効なテクです。
しかしよくよく考えてみたら、これは傲慢な考え方なのかもしれません。
なぜなら人が意志の力でコントロールできることには限界があるからです。
小手先のテクニックに頼っていても長続きがしないような気がしています。
そんな時は素直に自然の力に頼ってみたらいかがでしょうか?
きっと乗り越えられない壁も、自然のパワーですんなり突破できるかもしれません。
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