Kindle はスリープと電源オフのどっちにしておくべきなのか問題とその答え
Kindle Paperwhiteを去年買ってQoLがかなり良くなりました。
iPadで読んでいたときは30分もしたら目が疲れてしまっていたけど,Kindleなら3時間でも余裕です.本当に素晴らしい商品です。
ただこのKindleに対して一つだけ不満がありました。
それが電源ボタンです。
スマホ感覚で電源ボタンを一回押すと,Kindle画面はスリープモード=スクリーンセーバー表示になります(白黒の画像が表示される)。
電源Offにするためには電源ボタンを5秒ぐらい長押ししなければなりません。
Kindleの最大の売りの1つは電池の持続時間なのに画面がついたままだったら電池がすぐに無くなってしまうじゃないか!
電源ボタン一回押しで画面をOffにする方法があるはずだと設定画面を何度も見ました。
しかし,そんな仕組みはありませんでした。
電源ボタンを長押ししなければ画面は消えてくれません。
スマホ操作に慣れてしまっているから, 電源ボタンを一度おして画面が消えないのがストレスに感じてしまいます。
「どうしてスマホみたいにボタンを一回押すだけで画面が消えないのか?」
これが不満の内容です。
それで、この問題について何か解決策は無いのかと探したところ、「スリープの状態と電源オフのときで電池の減り具合はほぼ変わらない」ということがわかりました。
そもそも電源Offにする必要がないそうです。
どうしてもスマホのように考えてしまいますが, ePaperはスマホと違ってスリープ状態の電池消費がほぼ無いのです。
だから電源ボタン1回押しで画面が消える仕組みは必要ないそうです。
たしかに電池の減り具合が変わらないのなら, 画面に白黒の模様が映っていようと何も問題はありません。
「スマホとは違うんだよ!」ということなんだと思います。
「白黒画像を表示するのも文章を表示するのも同じでしょ?じゃぁどうして本を読んでいる間は電池を消費するの?」と思う人がいるかもしれませんが,本のファイルを表示するための処理は静止画とは違います。
ページをめくったり, 本の情報を表示したり, どこまで読んだのか残りはどれぐらいかなどの計算処理があったり, ノートやブックマーク, ハイライトの機能があったりと様々な処理があります。
一方でスクリーンセーバーは 処理の量が圧倒的に少ないから電池が減りにくいのです。
ただ,一つ注意するところがあります.
電源Offとスリープ状態で電池の減り具合が同じというには条件があります。
それは「ネットワークにつなげない」ということです。
スリープ状態でも,ネットワークにつながっていたらアップデートのチェックをしたり,新作やおすすめ本情報の更新処理をしてその分の電池を使ってしまいます。
だからスリープ状態で電池を保つには,Airplane ModeをOnにしておく必要があります。
というわけで,Kindleをスリープモードにしておくべきか電源Offにしておくべきか問題の結論は,
「Airplane ModeをOnにして、スリープ状態(スクリーンセーバー状態)にしておけばいい」ということになります。
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