![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70737141/rectangle_large_type_2_f3e930f113614dd927c89ff6023cb879.jpg?width=1200)
高級霊の言葉
アニメ『鬼滅の刃』を観ていると、正直うるさいほど炭治郎が「良い人」「心の綺麗な人」という描写が出てきますよね。
最初、そういうキャラにしたいのね、はいはい、と思って観ていましたが、「あ、コレは高級霊のやることだ」と思ったシーンがあります。
まだ『竈門炭治郎 立志編』の頃だったのですが、地下に潜る鬼と闘って、勝利した後、助けた人間に「大丈夫ですか?」と話しかけます。
その人は鬼に婚約者を殺されており、炭治郎に怒鳴りつけます。
「大丈夫なわけないだろう!婚約者が殺されているんだ!」
炭治郎は悲しそうに微笑みながら、彼を後にします。
私だったら、
「婚約者の一人や二人なんだ!
私なんて親兄弟殺され、妹なんて鬼にされたんだぞ!
それで猛特訓を経て鬼殺隊に入って、命がけでおまえら一般人を助けてやってんだぞ!」
とか言いそうですからね^^;
でも炭治郎はひと言も自分のことを語らず、黙って去ったのです。
ここから先は
949字
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?