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Vol.4フィリピンで出会ったフェミニン・グッズ

こんにちはTomiです!
前回のブログでちらっと書いたフェミニン・グッズについてふれようと思います^^♫去年マニラに台風が直撃して大きな被害があったあと、クラスメイトの一人が生理用品や石鹸など女性のhygieneに関わるグッズを、被災地域に持っていく活動をしていました。その中にフェミニン・グッズがありました。

私が初めて実物に出会ったのは、去年の1月にフィリピンのBGCであったWomen2020 Summitに参加したときでした。副大統領のLeni Robredoさんや、Quezon City(ジェンダー平等やLGBTQIA+の人権課題に取り組むprogressiveな市の1つ)の市長のJoy Belmonteさんがスピーチをされた貴重な機会だったんですが、そこでもらった資料などが入っているバッグの中に、サンプルとしてフェミニン・ミストが入っていたんです^^♪一見リップスティックのような形なので、何なのかわからず、一緒にいたクラスメイトに聞いてみると、いわゆるデリケートゾーン用のスプレーで、ムレや不快感を軽減するためのものだと教えてくれました。フィリピンの女性たちの間では、わりと使われているアイテムらしく、ブースに置いてあったフリーの同じものを「もう一個もらって帰ろうよ!!^u^」と、みんなで2つずつ持って帰りました。

その後しばらくしてから、スーパーに生理用品を買いに行ったときに、生理用品のコーナーに「pH」と書かれたボトルに入った商品が、結構広く場所をとって売られていることに気づきました。調べてみるとデリケートゾーン専用のソープで、フィリピンではこれまたよく使われているようでした。私が見たHPによると、髪はシャンプー、体はボディーソープ、顔は洗顔料とそれぞれ洗うものを分けるように、デリケートゾーンにも合った専用のものを使うべし!というようなことが書かれていました◎(←妙に納得)

両方の商品を実際に使ってみると…結果、良いです!^V^/~~♪
pHcareのシリーズは、いろんな香りがあって好きなものを選べるし、シート状のものもあるので、生理やおりものでむれた時や、汗をかいたときなど、サッと使えると思いましたー!

日本にも同じような商品があると思うのですが、なぜかなかなかアクセスしにくいですよね。そもそもCMなどでも見かけないし、売っているのも、意識しない限り見ないかもしれません。思い返してみると、かつてそのような商品をネットで見かけたときに、いわゆる「彼とセックスするときに、ニオイなどで幻滅されないように」というようなキャッチフレーズが全面に書かれていて、女性が自己管理や、不快感から解放されるためのアイテムではなく、男性に好かれるために使うものとして売られていたように感じました。そのため、使っている女性に対して、性にアクティブ(積極的)であるといった印象を与えたりするかも!というステレオタイプがあって、あまり使われないのかなと思いました。女性が性に対してアクティブであっても、何ら問題はないのに、そういった女性を「はしたない」と言ったり、勝手に性的な眼差しを向けていい存在だと思ったりする人がいる現状も要因だと思いました。

一方フィリピンでは、時々YouTubeのCMに出てくることがあるのですが、私が見たCMは、そのようなメッセージ性はなく、爽快な姿の女性が描かれているのが印象的でした⭐︎

私は特にフェミニン・ウォッシュとワイプス(シート状のもの)がとても気に入ったので、日本に帰る前にガサッと買って帰ろうと思っています。日本の薬局などでは売っていますか?あってももしかして高いかも?と思ったりします。

最近は、ムーンパンツや経血カップなど、女性がカラダと健康のために、より快適に過ごすためのグッズが出てきていますよね。その流れで、フェミニン・アイテムも、もっと求めやすくなったら良いのになーと思いました^^♪

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*写真は、大学であったPride Marchで買った子宮ちゃんシールです^^

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