大阪本町にオープン！シェアリングジムを活用したパーソナルトレーナーの働き方を考えてみる

今年で活動23年目になります、パーソナルトレーナーのたかつです。
スポーツトレーナー学院で校長をしたり、パーソナルトレーナーの寺子屋というオンラインサロンを運営しています。
こちらのブログはフィットネスの世界で働く方、働きたい方、NESTA等パーソナルトレーナー資格をお持ちでスキルアップ、キャリアアップを考えている方向けに書いてます

私の活動の中心となる阪神間でもパーソナルトレーニングジムが非常に増えました。増えたし、消えていったところも少なくないでしょう。１０年同じところで継続できてるジムは立派だなと思います。

神戸三宮のオーダーメイドトレーニングジム

パーソナルトレーニングジムの出店

そんな乱立するパーソナルトレーニングジム業界に新たにこれから参入するというのは余程の覚悟と準備が必要なことは明白です。ご自身で開業資金をためてトライする場合でも色々考えるべきことがありますが、誰かにお金を借りて、または出資してもらってやる場合は、他人を巻き込むので尚更ですね。パーソナルトレーニングジムがやりたいのか、お客様にトレーニングというサービスを提供したいのか、後者であれば自分でジムを出さないと無理なのか、どこかで活動することが可能な場所はないのか、など色々と考えられます。

パーソナルトレーニングジムという箱を構えると、出ていくお金が固定的に決まり、売り上げの方は基本的にはセッション単価×お客様の数（セッション数）になります。セッションは一定の時間を要しますので1日に８件の仕事を週に6日行うと４８件。単価が８０００円とすると３８４０００円になります。これを４週間行えば１ヶ月の売り上げになりますが、この本数はまあ私の知る限りの限界点かと思いますし、それを何年続けられるかは未知数です。お客様が５０人くらい定着するというのもそう簡単な話ではありませんし、開業してすぐにここまで行くわけでもありません。

走り出しの頃ですと一つのラインとして８０〜１００件／月でかなりいい本数と言われています。仮にこれで計算しますと、６４万〜８０万円の間になります。家賃と光熱費、その他の経費を抜くとざっくり５０万円前後でしょうか？初期コストがいくらかかっているか、融資の場合だと返済もしていく必要があります。これも理想的なラインに乗っての話ですので、「覚悟と準備」が必要と言ったのはそういうことです。

ジムを出店せずパーソナルトレーナーとして活動する

これを踏まえて、初期のスタート費用は抑えつつ、パーソナルトレーニングを提供していきながら少しづく力を蓄えていくという方法を考えてみたいと思います。

パーソナルトレーナーにとっての１番の成長と学びは「実際にお客様にセッションを提供し、何を学ばなければいけないか」を理解し、それを解決する準備をし、セッションを提供することを繰り返すことです。セッションをできる場所を確保し、お客様を集客できる状況を作るための一つの案としてレンタルジムという存在があります。１時間２０００円程度で都度利用料を払うことで行えるものです。お客様の予定と自分の予定とジムの空きをタイミングよくマッチさせる必要があり、そこがネックにはなりますが実施に使った分しか費用がかからないので初期費用はかなり抑えられます。仮に５０件のセッションを単価８０００円で行うとすれば、１件あたり６０００円の利益となり月に３０万円の利益を得ることができます。

レンタルジムスペースGYMTY

　レンタルジム利用のデメリットは、場所が固定されないことでセッションの空き時間の時間の使い方をかなり工夫する必要が出てきます。ジム作業が可能なワークスペースを併設したレンタルジムのような形のものがあればその問題が少し解決されそうです。

２０２２年の冬に大阪本町にオープンするシェアリングジムとは？

大阪本町に自社ビルを構える企業様のビル内にパーソナルトレーニグスペースが２面取れるジムと別の階にあるコワーキングスペースが利用できるパーソナルトレーナーさん向けのトレーナージムがこの冬オープンします

本町トレーニングジム

シェアリングジムの概要

コンセプト：パーソナルトレーナーの新しい活動モデルの提供　

対象：ひとり事業をおこなうパーソナルトレーナー　これから活動を始めるひと

シェアリングジムとは・・・
「パーソナルトレーナーのための活動拠点」と位置付けた完全登録制のシェアジム＆オフィス。

従来のレンタルジムと大きく異なるのは、パーソナルトレーニングスペースに加えて共有のオフィスが利用できる点。
既に田渕本町ビル2Fにてコワーキングスペースが稼働しており、そちらを自身のシェアオフィスとして活用することが可能。

コワーキングスペースHP👇
https://ws-anchorage.com/

シェアリングジムHP👇
https://sharinggym-hommachi.com/



メリットはなんと言っても活動拠点が、比較的安価なサブスクで持てること。初期投資が不用であること。です。

シュミレーションしてみると…
月額22000円 と11本目からの利用料1100円/1時間が経費です。

8800円の単価で50件を行うとすると、44万円の売り上げで、シェアリングジムに払う金額が6.6万円ですから差し引き37.4万円ほどになります。なおかつ、空き時間等はワークスペースでブログを書いたりオンラインでの何か作業ができたりと効率も良くなります。
おそらく、全国探してもこの仕組みで運営しているジムはないのではないかと思います。
スタートアップのトレーナーさんにはとても魅力的な内容ですね。

自分でジムを出す、レンタルジム都度利用、シェアリングジムで契約というパターンを比べた時に、始めやすさやかかる費用、その他の業務の効率化などを総合的に判断し、いまの自分に一番合うパターンを選ぶということになります。
今回書いたように、選択するための基準の一つに売り上げや経費の想定など事業として計画するということが大切です。事業計画を普段からされている人からしたら当たり前すぎることですが、どうもこの辺を曖昧にしたままやっているトレーナーさんも少なくないようで…改めて記しておきました。

大阪本町・シェアリングジムだけの特典

月額22000円かかるわけですが、反対にタダで貸してくれる人がいたらどうかしています。立地や建物の良さ、これからできるGYMの中身などを考えたらこの金額は客観的に見て破格の値段だと思います。それもこれも、今回交渉に入っているトレーナーさんと企業との信頼関係あってのもの。さらには、企業側もパーソナルトレーナーの活動を応援したいという気持ちを持っていただいていることでこのような価格設定になっているという点も見逃せません。

さらに、スタートアップのトレーナーさんにとって嬉しい特典が！！

パーソナルトレーナーとして活動をし始めて最初にネックになるのが「集客」の面ではないでしょうか？
そこで、登録トレーナーの皆様にはシェアリングジム自体が集客のサポートもするということになっています。自分だけで頑張るのではないので心強い味方になるかと思います。

さらに、広告、宣伝などの基本的なノウハウの勉強会の開催や、個人個人のランディングページの制作のお手伝いを行うことがサービス内容に付帯しています。
これなら、資格を取得した後の活動拠点とスタートアップのための準備ができますので、ひとり事業主の皆様にとり、大変心強いサポートになるのではないでしょうか。

・集客のサポート
・登録トレーナー向けの勉強会（広告・宣伝など）
・登録トレーナーの個人ランディングページの作成

最後にお知らせ

シェアリングジムでは現在(2022年12月)、見学案内、説明会ならびに、登録を承っています。ジムも完成しており、すでにご利用いただいているトレーナーさんもいらっしゃいます。
パーソナルトレーニングの活動拠点、働き方を構築したい方はぜひ問い合わせてみてください。