見出し画像

パーソナルトレーニングの価格ってどう決めてる?

大阪〜神戸で活動しているパーソナルトレーナーのたかつです。
スポーツトレーナー学院で校長をしたり、パーソナルトレーナーの寺子屋というオンラインサロンを運営しています。
こちらのブログはフィットネスの世界で働く方、働きたい方、NESTA等パーソナルトレーナー資格をお持ちでスキルアップ、キャリアアップを考えている方向けに書いてます

 先日、Twitterのスペースという機能を使いパーソナルトレーナーの寺子屋メンバーでもある御三方と私を含め四人でお話ししました。
スペースをご存知ない方に解説を加えておくと、一時、話題となった新感覚SNSであるクラブハウスの類似サービスで、スピーカーとリスナーという感じに分かれて出入り自由で会話を聴くことができるものです。Twitter上でできるため、Twitterのフォロワーさんが参加してくださいます。文字だけのやりとりをしていた人の声が聞けるというのが魅力的なのでしょうか。

 私を含む4人のパーソナルトレーナーが話したテーマは「パーソナルトレーナーと価格設定」。今の値段にしている理由や値上げをどういったタイミングで行っているか?とか。「高い、安い」ということについて無形のサービスであるパーソナルトレーニングをどう値付けするのかの難しさなどについて意見交換しました。

このような話は正解などないのですが、値段に対する考え方は必要です
住んでいる地域、店舗を構えているかいないかも影響しますし、店舗を構えている場合は近隣の同業他社との比較も当然せざるを得なくなります。
勉強やセミナーで費やした時間や費用をお金に変えよう、回収しようという考え方もありますが、今回話したメンバーは勉強はお客様へより良いものを提供するためにやっているのは間違いないし、それにより値段をあげても満足してもらえるものを提供できるのは間違いないが、ある種自分の探究心があってやっていることでもあるので、値段を上げるために資格を取ったり勉強したりしているわけでもないという考えでした。

 スペースの参加者で事前にコメントをくださった方もいます。その方は、トレーナー側ではなくクライアント側の方で、ジムに通い色々とセッションを受けてきた経験の中で、「この金額だとここまで的確に指導してもらって安いな〜もっと取ってくださいよ、というレベルのトレーナーさんもいれば/僕のセッションたったの●●●●円なんで安いでしょ〜といってるけど、全く私の課題を見つけれず解決に導いてくれず時間の無駄だった、というトレーナーもいました」というご意見でした。とてもこの話は参考になりました。
トレーナー側つまり、価格を決める側の視点ではなくサービスを受ける側の視点から「リーズナブルだった」「高い、時間がもったいなかった」といったことを評価するのであり、我々トレーナーが高いとか安いとかは評価できないということです。

 これは自分自身が他のサービスを受ける立場になって考えたらわかることですが、「これがこの値段できるなら安いな〜」「えっ!こんなにもするの?!」といった感想になると思います。それは自分がそのことにどれだけ興味があるか、どれだけそれを求めていたか、実際のサービスが自分の中で満足し得るものだったか・・・などで感覚的に決まるものだと思います。
必要と感じない人には100円でも高いと思うものが、どうしてもそれが必要な人にとっても10000円払ってでも欲しい、受けたいとなるので、価格を単純に原材料がいくらとか経験値を値段するというのは難しいのだな〜と思いました。

我々トレーナー側からすると、自分たちが提供しているサービスをいかに「必要としている人」に届けることができ、期待以上のものを実際に提供できるかにかかっている。その追及になるということです。

https://peraichi.com/landing_pages/view/leanbodyslabo


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?