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セカンド敦賀心羽子はチーム三浦由唯菜の最適解!?

9月に入りカナダ遠征を敢行している札幌国際大学(チーム三浦由唯菜)の2大会目は一般の大会に出場となった。スコッティーズ(女子カナダ選手権)の常連チームやアメリカ代表、そして日本からはロコ・ソラーレとSC軽井沢クラブが出場する、なかなかのハイレベルな大会で日本のジュニア強化指定Aのチームがどんな戦いを見せるのか。その奮闘ぶりとオーダーの組み方が興味深く、収穫の多い結果になった。 MOTHER CLUB FALL CURLING CLASSIC 2024 (September

    • 札幌国際大学(チーム三浦由唯菜)、今年もカナダ🇨🇦のジュニア大会で優勝。

      カーリングの2024-25シーズンはとっくに開幕している。日本国内でのプレシーズン大会を経て、日本選手権出場を狙うチームはカナダに武者修行とばかりに大挙して襲来している。女子では北海道銀行の調子が良さそうだが、まだまだ先は長い。 そして、ジュニアのチームもカナダに参戦している。札幌国際大学(チーム三浦由唯菜)も昨年に続いて出場、さっそく優勝のニュースが届いた。 2024 Cargill Curling Training Centre MJCT Fall Spiel(Mor

      • スキップ融合チーム&ヨーロッパスタイルにロコ・ソラーレは勝てるか? (カーリング世界選手権2023回顧)

        緊張するスポーツ、カーリング。 チーム藤澤五月(ロコ・ソラーレ)がプレーオフで負けた瞬間に、かなり気が抜けた。カーリングというスポーツは選手の会話と、ストーンが氷の上を滑る音が聞こえる静かなスポーツだ。それなのに、テレビ観戦するこちらは、かなり緊張して見ている。決勝でノルウェーのフォース・スカスリエンがドローをハウスに入れれば同点でエキストラ、という場面でショートして2点スチールを許して優勝を逃すした。見た目は簡単なショットでも決められない。その緊張感が伝わる怖さ、それがカ

        • ロコ・ソラーレ~シンデレラチームの魔法はまだとけない。

          プロローグ。世界選手権プレーオフ直前。 このnoteは2月から書き始めて、ようやく世界選手権の最中、プレーオフ直前に仕上がりました。ひとえに、こちらの怠慢のせいです。 2023年の世界選手権の、ロコ・ソラーレは連敗、3連勝、3連敗、そして4連勝で予選通過をはたしました。決勝トーナメントも危うい状況に追い込まれ、彼女らの前途を危ぶむことも、ふと考えました。しかし、絶体絶命のピンチから這い上がれるのは日本のチームでは、ロコ・ソラーレしかありません。現時点でもこの結果は、やはり

        セカンド敦賀心羽子はチーム三浦由唯菜の最適解!?

        • 札幌国際大学(チーム三浦由唯菜)、今年もカナダ🇨🇦のジュニア大会で優勝。

        • スキップ融合チーム&ヨーロッパスタイルにロコ・ソラーレは勝てるか? (カーリング世界選手権2023回顧)

        • ロコ・ソラーレ~シンデレラチームの魔法はまだとけない。

          ロコ・ソラーレは、カーリングとは何かを教えてくれる

          1、ジェニファー・ジョーンズの愛情 チーム藤澤(ロコ・ソラーレ)が金メダルをとる。これが現実になろうとしている。外れても銀メダルなのだから、絶対に金メダルをとる、と言い切ってしまおう。 その後押しをしてくれたのは、カナダのレジェンドだろう。そんなことを思わせるシーンがあった。 日本は予選リーグ最後のスイス戦に敗れ、決勝トーナメントを見ることなく帰国する、と彼女たちは思っていたところに、まさかの予選通過の知らせを受け、驚きと興奮で感情の整理がつかないままインタビューをうけ

          ロコ・ソラーレは、カーリングとは何かを教えてくれる

          北京五輪・カーリング女子(ロコ・ソラーレ)、チーム&データ

          1、北京五輪、カーリング(女子)日程 2月10日(木) 10:05~ スウェーデン(A. Hasselborg) 2月11日(金) 15:05~ カナダ(J. Jones) 2月12日(土) 10:05~ デンマーク(M. Dupont) 2月12日(土) 21:05~ ロシアカーリング連盟(A. Kovaleva) 2月14日(月) 10:05~ 中国(Han. Yu) 2月14日(月) 21:05~ 韓国(Kim. Eun-jung) 2月15日(火) 15:0

          北京五輪・カーリング女子(ロコ・ソラーレ)、チーム&データ

          コワかった藤澤五月を素直に応援する

          カーリングがつまらないという人の気持ちがわからない。カーリングをのんびりと見ることができる人は信じられない。 カーリングは4人が、あたかも1人の人間になるかの如く、その途方もない作業と鍛錬を繰り返す、チームスポーツの極致だと思っている。一投なげ終わるたびに展開が変わり、ピンチとチャンスが交互に押し寄せる、それを見ていてとても気が気じゃない、そこが大きな魅力だ。 日本人のカーリング選手の中で、最もコワいのは藤澤五月だと思っている。それは、この人が日本が産んだ最高のカーラーだ

          コワかった藤澤五月を素直に応援する