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ベーコンって人名でもあるんですよ、実は。

嘘はついておりません。

今回はフランシス・ベーコンの話をしたいんですが、

当たり前ですが、ベーコンって苗字なんですよ。

どうして、ベーコンが苗字として使われる事になったのかを考えてしまうんですよね…。

昔、名前で弄られたりしなかったのかな…と思い浮かべてしまう私でした( ᐙ )

何はともあれ、ベーコン美味しいですよね。


では気を取り直ししましょう。

最近、人生において障害になるのは己の思い込みや偏見だな、と自負してて、

思い込みや偏見を取り除けば人生軽やかに生きてけるのかな、と仮定しています(体現してないので、仮定で)

ただ、思い込みや偏見は簡単には取れないので、

まず、偏見について詳しく知ろうと思いました。

なのでこの記事でベーコンの話をしていきます。

イギリスで活躍したフランシス・ベーコン。

彼は先入観や偏見のせいで真の知へといけないのではないかと考えました。

そしてイドラという言葉を作ります。

イドラとは人の先入観や偏見。偶像や幻影とも意味します。

ここでイドラと言われてもと思うんですが、
実はなんとアイドルの語源の語源です。

この話を知った時昔の話も今に続いているなと私は思うのです。

そして、ベーコンは4つのイドラを発見しました。

種族のイドラ
人の感覚における錯覚や人の本性に基づく偏見
例:地平線上の太陽は大きい

洞窟のイドラ
個人的な偏見
洞窟の中って暗いので自分しか分からない
個人の性質、環境、個人の立場に囚われる事で生じる偏見
例:自分もそうだからみんなもそう

市場のイドラ
人が集まる市場でうわさが流れる
SNSも然り
例:噂からありえない事を本当だと思う事。

劇場のイドラ
芝居を本当だと思い込む
権威のある人間や伝統を受け入れてしまう事
例:偉い人が言う事は全て正しい。

4つのイドラを並べてみると、

「自分もそう思ったりするかも……」ってなりません??

劇場のイドラはSNSの情報を信じたりするやつです。

それは誰にでもある事です。

しかし、ベーコンはそんな偏見があると真の知識は得られないと言ってます。

真の知識が分からなくても、視界に入るものが偏見によって間違った認識をしてしまうという事は良くないことです。

偏見ってただ簡単に言っていますが、

結構厄介だなと私は思ってます。
 
それは日本人の特質がイメージを大切にすること。

本質よりもイメージを優先して見ているように思えるんです。

例えば有名な人が間違いを犯した瞬間、マスコミに悪く取り上げられ、極悪人として見られることも少なくない例だと思います。

だから私は日本人は偏見を持ちやすいのかもしれないと思っています。

極端な話、私は偏見のせいでとても生きずらくなってました。

その偏見とは大人は異論を言うととブチギレるということ。

この偏見によって私は結構人に物申す事が難しく、要望や相談することも怖がっていました。

まぁ、そうなってしまったのは子供の頃の経験ですが、この偏見によって仕事や生活に支障が出来ます。

その偏見は色んな人と出会い、語らうことで無くなっていきました。

4つのイドラについて。

さっき上に書いていた4つのイドラの文章を理解していると、何から偏見が来ることが分かります。

市場のイドラだってSNSで色々言われているとしても、言っている人たちの大半は真実を知らないことも少なくないのに、

それを鵜呑みにするは私は間違いだと思ってます。

情報社会を生きる上で、どれが本当の答えなのか、見極める必要があります。

それか、噂話だったら本人の言葉しか聞かないというのも一理ありますよね。

洞窟のイドラだって、自分だけしか見えていないのに決めつけたって仕方の無い話です。

特に成功例があり、自分が正しい、と思っている人から起きてる偏見な気がします。

逆に自分はダメだ、他の人凄いと思う人の他人を見る偏見もあるでしょうね。

劇場のイドラだって上司もあるでしょうが、

1番は親の言うことでは無いでしょうか。

確かに親は自分よりも何倍も生きてきた人間なので子供よりも色んなことを知っています。

しかし、聞いてるのが子どもでも大人になっていたら、
それはその人本人の自由ですよね。

これは中高生もそうだと思います。

疑って視界を広くするって大事

まず、そもそも偏見は見知らぬうちに持ってると知る。

偏見に気づくためには、疑う。

「それは本当の話なのか?」と疑問を持つ事。

疑問を持つことについては前の記事にも書きましたね。

疑い、深く見ていくと偏見だと気づき、色眼鏡を取れてちゃんと本質を見ることが可能になっていきます。

私も偏見はまだまだあるとは思います。

でも、「これは偏見だ」と気づいてちゃんと見るように意識してます。

私は偏見を無くしたことで、対人関係によく響きました。

悪人が善人になりました。

本当です。

相手を見てとてもムカついていたけど、偏見メガネを外したら、良い人でした。

今まで悪く見ててごめんなさい、と思うほど。

その人と仲違いすることは無かったのですが、

自分の偏見は色々悪さをします。

しかも偏見は他人を傷つけることもあるでしょう。

大事故になる前に気づいて欲しいのです。

大変なことが起こる前に、これを知って欲しいなと思って書きました。

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