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農家さん、JGAP始めてみませんか?(その㊵、7.4対策・ルールの周知・実施・確認)

皆さん、こんにちは。
いつもご覧くださり、誠にありがとうございます。

本日は、7.4対策・ルールの周知・実施・確認について解説していきますね。
早速ですが、要求事項はこちら↓

出典:日本GAP協会

管理点7.3のリスク評価の実施で危害の抽出とリスクの高さを決めたと思います。
今回の7.4はそれぞれの項目に対してしっかりとした対策の立案(リスクの高い、低いに関係なく)と教育訓練が求められます。

例として生産物の化学的危害として残留農薬の可能性があるとします。
危害は『農薬の残留』、リスクは『低い』とします。

この例の対策としては・・・
残留農薬検査のサンプリング計画(C5.6で解説します)に沿った確実な残留農薬検査の実施となるはずです。

ではこの教育訓練はどうするのか・・・
朝礼や会議での周知ですね。
『自農場ではこのようにやっているのでリスクは低いと判断できる』と皆に伝えましょう。
その際の周知記録は必ず残してくださいね。

ではbのリスクが高いと判断したものはどうするのか・・・
『対策を強化するために、以下に取り組んでいる』がありますので上記にプラスせねばなりません。

(1)作業者が理解できる具体的なルールの文書化
→図付きのマニュアルや手順書などがあれば良いですね

(2)責任者による作業者へのルールの教育訓練および実施
→リスクが低い時と同様に朝礼や会議、現場でのOJTなどで教育をしましょう
→また、周知記録は必ず残してくださいね

(3)責任者による遵守状況の定期的な確認とその記録
→責任者の日報に記載するのが良いですね

例えばリスクが高いと評価した項目で必ずヘルメットを被るという対策があったとします。

責任者の日報には、
『○○作業時のヘルメット装着、ルール通り実施、確認済み』
など記載すると良いでしょう。

これらが実施出来れば39/113クリアです。
おめでとうございます。

ようやく30%終わりましたね。
次回は7.5リスク評価の見直しについて解説していきますね。

引き続きお付き合いください。

余談ですが、弊社ホームページを作成しました。
宜しかったらご覧ください。


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