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農家さん、JGAP始めてみませんか?(その㊽、9.4事故発生時の対応)

皆さん、こんにちは。
いつもご覧くださり、誠にありがとうございます。

本日は9.4事故発生時の対応について解説していきますね。
早速ですが、要求事項はこちら↓

出典:日本GAP協会

要求事項は少ないですが、非常に重要な項目です。

(1)事故・火災の対応手順および連絡網の文書化と作業者への周知

文書化がありますので何かしらの記録が必要です。
また作業者への周知がありますので掲示や朝礼、勉強会などでの周知が必要です。

作成方法としては、
①事故と火災は分けて作成した方が良いです
②事故は軽傷と重症、火災は軽度と重度に分けてフローチャートを作成しましょう
③ご自身の最寄りの警察署(直通番号)、消防署(直通番号)は確認しておきましょう
緊急性が高い場合は110番、119番で対応し、相談レベルであれば直通番号に電話することが望ましいです

繰り返しになりますが、緊急の場合は躊躇せず110番、119番に連絡しましょう

④農場によって異なりますが、掛かりつけの病院(内科、整形外科、総合病院)や保健所などを記載して誰が見ても分かるようにしましょう

そして下記が一番重要です。

⑤農薬中毒センターの電話番号の記載

大阪中毒110番:072-727-2499
つくば中毒110番:029-852-9999

どちらでも結構です。
365日24時間、情報提供料無料で開設してくれています。
農薬の誤飲や原液の付着など、重度の農薬の被爆があった場合は指示を仰ぎましょう。

(2)清潔な水および救急箱の用意
リスク評価の結果から必要な物はご自身で準備してください。
例えば
⑥熱中症のリスクを考えている農場であれば、経口補水液や冷えピタなどを準備する

ちょっとした怪我に対応する為、消毒液や絆創膏なども必要ですね。
中身についてはリスク評価からの検討及び従業員と相談して決めましょう。

これらが実施出来れば49/113クリアです。
おめでとうございます。
下記、有料部分にフォーマットを準備しておりますので、必要な方はご購入下さい。

次回は9.5設備、機械、器具の安全な使用について解説していきますね。
引き続きお付き合いください。

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