解像度を上げる
面白い話をするためにはどうしたらいいんだろう。
そんな時にフェルミ漫画大学で紹介されていた「解像度をあげる」という本が参考になったので備忘録としてここにまとめて行こうと思う。
解像度をあげる
話がぼやっとしている人、一から十まで話して説明は丁寧なんだけど長くて聞いてられない、結局何が要点か分からない。そんな人と話をした経験が誰しもあるのではないか。
そんな人たちは自分が話す内容についての理解が充分でないからだという。
本書ではこのことを「解像度が低い」という言葉で表している。
話が上手い人は相手の理解度を把握し、
適切に具体と抽象を使い分けて話をすることができるから話が上手いそうだ。
具体と抽象をうまく使いこなすためには
物事の理解を深める必要があるが具体的に以下の4つがある。
・深さ
・幅
・構造
・時間
一つずつ見ていくこととする。
深さ
テーマに対してどのくらい知識があるのかということ。
例えば漫画で例えると
まとめ動画だけみて要点だけ知った人と
全巻読んだ人では
全巻読んだ人の方がより詳細にその漫画に対する知識が得られる。
深さに対してはとにかく時間を投資し、本を読んだり教えてもらったりするしかない。
幅
あなたが大学受験を控えた高校生だったと仮定して今現在学力が伸び悩んでいる。
今まで暗記という方法でしか勉強してこなかったが、色んな勉強法を試してみて
本を読んで学んだり、誰かに教えてもらったり、外人の友達と話をして英語を学ぶなど色んなアプローチ方法をとることで学力を上げることに成功した。
幅を広げるためにはとにかく色んなアプローチを自分でやってみるしかない。
構造
フェルミ漫画大学では
「千と千尋の神隠し」ってどんな話?と聞かれた時簡潔に人に説明することができるか?
ということを質問されていた。
これが意外と答えられない
何回も見てみたつもりになっているため
お話の構造を理解してないのだ。
動画でおすすめされていた方法としては
紙に関係図を書き出してみることだった。
時間
いくらビットコインが儲かるときいても
今現在聞いたのではなんの意味がない。
話をする時も話してる現時点の時間軸でちゃんと会話ができているか確認する必要がある。
まとめ
上記4つの要素が組み合わさることで
初めて解像度が上がった会話が出来るようだ。しかし、解像度は高ければ良いというわけではなく自分の目的に合った解像度を目指し、到達できたら行動するのが手っ取り早い。そうしないとただの物知り博士になってしまうとのことでした。
解像度が高い分野を何個か持ち、具体と抽象をうまく使い分け、相手に合わせて選択できることで面白い話をすることが出来ると。
難易度高っ