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家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった


NHKのドラマ。
1話見逃したけど2話からでも充分楽しめた。
とは言え、病気で下半身不随になった母を
支える高校生の娘の話で。
重いところは重い。
ただ、主演が河合優実さん。
これだけでも見応えあり。
父親役に錦戸亮さんが出てて某不適切ドラマを
彷彿とされるけど、
テンポやセリフがコミカルで、重い心を時々軽くしてくれて、見終わった後に引きずらなくて良い。

個人的に、母親役の坂井真紀さんのセリフがぐさぐさ刺さりました。
半身不随になった自分。
身体は動かなくて自分一人では何もできないのに、色んなことを考える頭も能力も時間もある。
それが辛いと泣いていた。
そしてもう死にたいと。

病気になった人の気持ちってどんなに寄り添って想像しても、なってみないと分からない。

あー。
おとんもこんな気持ちだったんだな。
あの頃想像はしたけど。
こんな気持ちだったんだな。

と。
寝たきりになって、
さいごさよならした父の事を思い出しました。

その点で辛いドラマ。苦笑

ただ自分は、
父親に「死にたい」と言われた時に
死にたいと思わなくなるようにしてあげたいと、河合優実さん演じる女子高生のように、踏ん張れなかった。

‥‥若さがなかった。笑

そんな事言わないでよ。
って。
そう言っていつも通りに寄り添って、出来る限り一緒に生きる事しか出来なかった。
「わしの事なんかほっといてさっさと結婚しろ」
って言ってた父の気持ちもドラマと重ね合わせて思い出して泣いたー。

自分のことをわしと言う父でした。笑

父と面白いエピソードはたくさんあるからいつかお話にしたいと思いつつ、
とりあえず今書いてる小説を完成させないと。

家族だから愛したんじゃなくて、
愛したのが家族だった


いろんな立場で考えられる
重すぎない温かくなるドラマです!
見てみて欲しい!




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