碁板斬り傑作です…
彌生です…
映画公開の時から観ようと
思っていて観そびれた
「碁板斬り」夫が「あっ!!!
Amazonプライムでやっている!!」と
見つけたので早速観てみました…
あらすじはこちら💁♀️
しかし、草彅くんてYouTubeで
観るとほわ〜〜んとした人柄
なのに「ミッドナイトスワン」と
いい、何故、役に入るとこんなに
ガラッと変わるのか?やはり
名優なんですよね…
清廉潔白な武士の格之進を
見事に演じ切っていて唸ります…
碁を打つ指先の美しい事…
あと、この映画は本当に
江戸時代の風情が素晴らしく再現
されていて、鎖国している本当の
日本の風情が美しく、夏は風鈴
秋の十五夜にはお団子にススキ
全てがザ.日本なんですよ…
この時代にタイムスリップして
みたいと染み染み思いますね…
江戸の長屋で娘のお絹と2人で
格之進は細々と暮らしているん
ですが
余りに父親が若くて最初は
「夫婦かな?」と思いました…
流石、この父親の娘…
お絹は清原果耶さんが演じてますが
凛として上品で立派な女性
なんですよね、清原さん好演してます
碁を通じて知り合う大商人の
源兵衛に國村隼さん、これも
好演していましたね、最初は「勝つ」
だけの碁をしているのですが
清廉潔白な格之進と碁を打ち
感銘を受けて、人柄まで穏やかになり
商いも上品になり、ますます
儲かる様になって行きます…
番頭の弥吉に中川大志さん
ワタクシ、この人大好きでして
素晴らしい演技でした…
元々は武士の家に生まれたんですが
貧しさから源兵衛の店に奉公に
出されて、その人柄を源兵衛は
見抜き後継者にしようと思ってる…
お絹に一目惚れしているんですが
なかなか言えない辛さね
やはりお絹は腐っても武士の娘
身分が違うんですよね…
ある日、格之進の元に昔の部下の
左門が訪ねて来て、格之進を
陥れた柴田兵庫が、殿の絵画を
持ち出し出奔、柴田が格之進の
妻に言い寄り無理矢理手篭めにして
妻は琵琶湖に身を投げた事を
知ります…
清廉潔白な格之進は復讐を決意…
そして、ある夜、源兵衛と碁を
打っていた格之進は弥吉が
取引先から受け取った50両を
源兵衛が受け取り、その後
忽然と無くなり、あらぬ疑いを
かけられます…
女郎屋の女将のお庚にお絹は
50両を借り、大晦日までに
この金を返さないとお絹を店に
出すとキッパリ言われます…
キョンキョンが演じているんですが
キョンキョンも女将を演じる
世代になったのかと感無量でしたね
顔とかメンテナンスしていないので
自然に老けていて、貫禄ある
女将、素晴らしかったです…
50両のカネは返さないといけない
柴田も斬らないといけない
格之進は左門と風の噂を頼りに
信州に旅立ちます…
この枯野の風景が素晴らしくて
旅立つ格之進の衣装、などなど
本当に凄いんですよ、これだけで
この映画を観る価値はあると
思います…
しかし、信州には柴田はいない
江戸へ旅立ったとの噂を聞き
格之進と左門は江戸へ急ぎます…
風景も小雪が降り始めて
大晦日が近いのがわかり
こっちもハラハラしました…
やがて見つけた柴田との決戦
珍しく斎藤工が悪役を演じてますが
私は柴田はイケメン過ぎていて
もっと極悪な演技が出来る役者の
方が良かったと思います…
ちょっとミスキャストでは?
例えばピエール瀧とか良くないかな?
最初は柴田と碁で戦い、負けた
柴田は卑怯にも刀を振り回すん
ですよ…
最後の決戦に勝ち
もう大晦日…
格之進は吉原に急ぎます…
このお絹の白無垢でラストを
想像して欲しいのですが
あまり書くとネタバレに
なりますのでこの辺で…
この映画、本当に傑作なので
超オススメです…
続きます…
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