ブンデスリーガ#16 ボルシアMGvsフランクフルト
スタメン
ボルシアMG
GKゾマー、DF板倉、MFホフマンとチームの中心となる選手が怪我で欠場。
配置は今までと変わらず、1-4-2-3-1。
非保持は、1-4-4-2。ハイプレスとラインを越えられてからの素早いプレスバックでバイエルンも苦しめたが、今節は主力がいない&フランクフルトのビルドアップの前に苦しんだ。
ボール保持
1-2-3-4-1でボールを動かしていく。中央でオーバーロードを作りながら、テュラムやクラマーの飛び出しを生かしたいところだが、相手のコンパクトな守備に苦戦。
中央の選手が、この五角形に見られてしまう形になる。高い位置をとったSBのところは、ボールが出てからのプレスで対応されてしまう。
フランクフルト
1-3-4-2-1の形。非保持は、1-5-2-3で構える。中央をコンパクトにして、最終ラインを5枚にすることで5レーンを埋めた状態からのプレッシング。
ボール保持
形的には、1-3-4-3スタート。相手のハイプレスに対して、鎌田が下がりながら顔を出すことで回避。ボールも簡単に失うことがないので安心して前進。
下がった鎌田について行くと、中央スペースができてしまう。この前線3枚は、スピード&パワー(コロムアニ)、パス&トラップ(ゲッツェ)、ドリブルテクニック(リンストロム)に優れている選手。
まとめ
ボルシアMGは、ボールを保持しながら前進orハイプレスで来たところをテュラムで一発背後を狙う。
1点ビハインドの時に、テュラムが背後へ抜け出してGKとの一対一を決めていれば…というところ。
全体的に見ると、フランクフルトの統率された守備ブロックからのプレスに思うような攻撃ができない。
フランクフルトは、コンパクトな陣形からボールを奪うと前線の3枚で攻撃を完結させる。1点目と3点目のカウンターはお見事。
後半の自らのミスでの失点シーンはいただけないが、フランクフルトの方が攻守ともにバランスが良かった。
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