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【サッカーW杯】ドイツ代表分析🇩🇪

今シーズン、ブンデスリーガを中心に分析してきた僕が初戦に対決するドイツ代表選手を紹介し、ざっくりと分析していきたいと思います。

日本代表戦スタメン予想


1 GKマヌエル・ノイアー(バイエルン)36歳

ドイツ代表、バイエルン・ミュンヘンの絶対的守護神。
2010年南アフリカ・ワールドカップから正GKとして活躍を続けており、2014年のワールドカップ優勝経験者の一人。

安定した足元の技術で後方からのビルドアップに参加でき、シュートストップの技術はもちろん、DFが背後スペースを狙われてもカバーリングできる能力も兼ね備えている。

今季バイエルンは15試合で13失点と1試合平均0.86。

2 DFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリー)29歳

2017〜2021シーズンまではプレミアリーグのチェルシーで活躍し、今シーズンからレアルマドリードの加入。

プレミアリーグ時代の彼を見た感想としては、身長190cmで空中戦に強く、スピードもあるので対人能力も高い。
ビルドアップでは、前にスペースがあり、運べると思ったらドリブルで前進できる。

SBでのプレー経験もあり、チェルシーでは3バックも経験しているため可変式フォーメーションに難なく適応できる。

3 DFダヴィド・ラウム(ライプツィヒ)24歳

2019−20シーズン、ブンデスリーガ2部グロイター・フュルトでレギュラーに定着できずにいたが、FWから左SBへ転向したことをきっかけに活躍。

2021年夏にホッフェンハイムへと移籍。
2021-22シーズンのブンデスリーガでは32試合に出場し、3ゴール11アシストを記録した。

2022年夏にはライプツィヒへステップアップ。

ホッフェンハイム時代から高い位置取りでのプレーを得意とし、精度の高い左足からのセンタリングは日本にとって脅威となるであろう。

個人的にはラウムのサブになるであろう、クリスティアン・ギュンター(フライブルク)29歳も左サイドのスペシャリストとして見てみたい。

15 DFニクラス・ジューレ(ドルトムント)27歳

195cmと大柄ながらCBとSBもこなせる。何といっても、現在世界最高峰左SBデイビスとのマッチアップで引けを取らない活躍を見せた対人能力。ドルトムントで右SBでのプレーが多いため三笘対策も含めて彼がスタメンで出場するのではないかと予想。

これまで、ホッフェンハイム、バイエルンでナーゲルスマンのもと指導されただけあって戦術理解度も高い。

23 DFニコ・シュロッターベック(ドルトムント)22歳

191cmと長身で空中戦に強く、スピードもある。ビルドアップにおける左足からのパス精度があり、ドリブルでも運べる。
まさに、日本代表で例えるならば冨安。

セットプレーでも要注意な人物。

個人的に大好きなシュトライヒ監督(フライブルク)のもとで指導された経験があるので、これまた活躍してほしい選手。

6 MFジョシュア・キミッヒ(バイエルン)27歳

2015年当時、バイエルンを率いていたジョゼップ・グアルディオラ監督が獲得を熱望した人物。高い戦術理解度から複数ポジションを器用にこなせる。

最近は、ボランチで縦横と長短リズミカルな高精度のパスでゲームをコントロール。

ドイツ代表の攻守の要で、注目して欲しいところは足元の技術はもちろん、彼のポジショニング。

8 MFレオン・ゴレツカ(バイエルン)27歳

2013シーズンからシャルケ04で活躍をし、2018シーズンからバイエルンへ。
コロナ禍における外出自粛期間でフィジカルを強化したことで話題になった選手。

バイエルンでも、キミッヒとダブルボランチを組む。キミッヒとは異なるタイプで、まさに汗かき役。体格を生かした当たり負けしない守備と2列目から飛び出すプレーが特徴。

今シーズン、怪我でリーグ開幕からのスタートには出遅れたが、コンディションはバッチリ。

ボール保持ではおそらく、ドイツ代表でもクラブと同じような立ち位置(左の2列目)あたりに顔を出して、得点に絡んでくるのではないか。

14 MFジャマル・ムシアラ(バイエルン)19歳

ナイジェリア人の父とドイツ人の母の間にドイツ・シュツットガルトで生まれた。2010年に7歳で英国へ移住し、サウサンプトンやチェルシーの下部組織で育ったルーツをもつ。

バイエルンで2020年6月にトップチームデビューを果たし、公式戦40試合に出場して8ゴール6アシストを記録して、チームのブンデスリーガ優勝に貢献した逸材。

今シーズンもチームの中心として活躍し、14試合で9得点、6アシスト。
身体は細いが、柔らかいボールタッチと独特のリズムをもつドリブル。狭い場所でのプレーも得意。

DFからすると、取れそうなのに取れない(伝われ)。パス・ドリブル・シュートすべてを兼ね備えている。

中央や2列目からの侵入は得点を許してしまうので、遠藤さんか守田さんがなんとかしてくれることを願う。

18 MFヨナス・ホフマン(ボルシアMG)30歳

好調のニャブリと迷ったが、自身お気に入りのホフマンが右サイドにスタメン予想。きっと、フリックもお気に入り。

ドイツ代表メンバー全体を見ても、決して高い個人能力があるわけではない。ただ、豊富な運動量とスペースを認知した背後へのランニング、ボールに関わるタイミングやポジショニングは抜群。彼から学べることがたくさんあると思うのでぜひ見てほしい。

守備もサボることなく常にチームのためにができるとてもいい選手。

19 MFリロイ・サネ(バイエルン)26歳

マンチェスター・シティを経て2020年からバイエルンでプレー。

ペップ・グアルディオラ、ナーゲールスマンと世界最高峰の監督から指導を受ける。
マンチェスター・シティーでは主にウィングで活躍。この時は、とにかくスピードを活かしたプレー。
バイエルンでは、中盤の左サイドで出場する機会が多い。最近は、ハーフスペースでボールを受けてアシストやパンチ力のあるシュートを打つなど得点に絡むようになってきた。

サイドでスピードを活かした仕掛けもできれば、ハーフスペースで受けて得点に絡むことができる。

さらに、このポテンシャルをもっと上手く引き出そうとドイツ代表では、フリック監督のサポートも手厚い。
今シーズンは、リーグ戦13試合出場して5ゴール、3アシストの活躍。

今まで、雑なプレーや怠慢な守備が目立ったが、今大会は監督のために躍動するサネに注目してほしい。

7 FWカイ・ハヴァーツ(チェルシー)23歳

2016-2017シーズンに当時のクラブ史上最年少(17歳と126日)でトップチームデビュー。24試合で4得点6アシストの活躍。

若くしてチームの中心となり、2018-2019シーズンは17ゴール、2019-2020シーズンは12ゴールと得点を重ねる。

2020年夏にプレミアリーグの強豪チェルシーに7200万ポンド(約115億円)という移籍金で完全移籍。記憶に新しいCL決勝では、決勝ゴールを決め、クラブ史上2度目のタイトル獲得をもたらした。

左利きで、柔らかいタッチと正確なシュート技術、190センチと大柄で、スピードもある選手。

まとめ

正直、日本代表が中盤から前線のバイエルン組に対して上手く対処できるかイメージができない。

前半に仕留めてくることはもちろん、控えメンバーも強力なので…

申し訳ないが、3点差以上つけられなければ上出来かなと。

それくらい、今大会のドイツ代表は強烈です。

最後まで、お読みいただきありがとうございました。よろしければ、スキとフォローの方よろしくお願いします。

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