セフレとの婚活【クライマックスの始まり 】

ちょうどこの日の帰りに2人で見た月は、ヘッダーのような明るい月でした。

とりあえずめでたい(？)。
私、「都合の良い女」沼だけは卒業。彼はどう思ってるか知らんが、私はもう勝手に卒業します。

前週の覚醒、約1週間かけた整頓を胸に、
私1人が激重の決意を秘め、私たちはデートへ出かけました。

改めまして当マガジンのビジョンと、本日のミッション＆タスクリスト。
(おさらい)

【VISION】
セフレと結婚(友達婚)し、
彼の「子供が欲しい」希望と
私の「パートナーを得る」希望を叶え、
できる限りQOLを保つ事を２人で探りつつ、
自分たちの幸せを追求する

※結婚を断られるorグレーな回答しか出ない場合、
「この結婚を強行する＝頭を下げて結婚」
＝QOLが著しく下がる可能性が高いため、
この２人の組合せでは幸せを追求できない
と判断しMISSIONは完遂とする

【本日のMISSION】
結婚について白黒つける

《タスクリスト》
【①～⑥】まで決めました。
長くなるので後述でQ&A形式にして挿し込みます。

34歳の私の、最後の1か月の望みを、
35歳の私が残り3か月かけて叶えるか、10か月の思いに終止符を打つか。
今日はそういう日です笑

何が怖いってね、やっぱね。セフレだからね。
癒し(セックス)を失うというのは35歳にしてみたらやっぱ痛いし、
恋愛＆婚活疲れした30歳越えの女子として痛いし、
16年来の付き合いである友人(ボス)との繋がりが断たれる可能性を考えると痛いし、
失うのは怖いよね。

でも、やはり目覚め(自分がキラキラ麻酔を打ち始めてることへの気付き)という
きっかけをもらったからには進もう、もういい加減に。
というわけで、

・

いざ参りましょう。
まず、私の中では昨年の彼に前科(＝「今その話してた？」)があるので、
「真剣な話をしてもいいですか？」という握りから会話スタートです。

そもそもここから逃げやがったら、
私の「結婚相手」の第一条件「話し合いから逃げない人」の評価を間違えたことになるため、
ビジョンそのものが『重大なエラーにより終了のお知らせ』です。

さすがに、この点は1回や2回の評価ではなく、
16年来の付き合いからくる評価ですので、
もちろんこんなところでエラーは起こしません。

【やること①】
もう一度私のプロポーズを思い出してもらう
↓
【回答①】
覚えておいででした
(うんまあ、インパクトあるよね。)

【やること②】
(「私と」というのをいったん除いて、)
彼にとっての、『QOLの担保(＝結婚したくない理由に結び付く)』
とは何か？を、私の言語で把握する
↓
【回答②】
・結婚に対する明確なメリットを感じていない
・時間的なこと、生活リズムが個人の生活と変わるのが嫌
・というか拘束されるのが嫌
・稼いだお金を家族に使う＝金銭面が独身ほど自由にならないことは、実は大して嫌ではない
↓
【回答②を「私と」に当てはめた会話】
・この1年強を一緒に過ごしてみて、”結婚”ぐらいでは何も変わらないのでは？
→という質問に対しては彼も肯定
・大して嫌じゃないっつってるけど、金銭面はむしろ結婚した方が世帯収入がポンと倍になる
・ただし、子育てってなると大幅に生活リズムが変わることになるよね？ということで次の質問へ

【やること③】
(これも「私と」は一旦除いて、)
彼の言う「子供欲しい」「子育てする」は、信用に値する言葉なのか？を確認する
(②の答えと矛盾しないか？子育ての現実を把握しているのか？真剣度は？)
↓
【回答③】
・分かってる
・だから覚悟なんじゃん、だから「子供できたら結婚する」よ
・圧倒的に子供中心の生活スタイルに変わるんだから、結婚しないと無理だろ

かつて私を思考停止に陥れた、
「子供以外に結婚のメリットってある？」
という一言の背景を垣間見ました。

「むしろ"できちゃったらちゃんと結婚する"っつってる俺優しくない？」ぐらいの発想だったようです。
"産まないオス♂"らしい思考回路！
どんだけクズと比べてんだよ！ヤリチン基準じゃねぇか。

「テメェはサカリのついた16歳か？！」とならなかった私を褒めて！
常日頃から「男は永遠にガキだから」と本人が言ってるので怒らなかったけどw
この世の全てのちゃんと大人やってる男性の皆さまに謝ろう？ね？

完全に男女間(←我々の場合)の感覚のズレが露呈しました。
次の質問です。
マジでこの順番で質問考えた奴エラいな！私か！エラいな？！

【やること④】
「妊娠したら結婚する」という問題発言について、
女性視点で見ると『共同生活の開始を、つわり中やお腹が大きくなってから始める』ということを分かった上で言ったのかどうか確認し、
「それは嫌だろうな」「よく考えたら可哀想だな」と思うのかどうか、確認する
↓
【回答④】
・なるほど、わかった
(わかるんかーーーーーい！！！！！！！)
・《逆質問》その上で一緒に住むとなったらどこに住もうと思ってる？

この逆質問には、「え？あなたの職場付近一択でしょ？」です。
わざわざ聞いてきたのは、そこら辺が家賃相場お高めエリアだから、私が離れた場所を提案する可能性を危惧したと思います。
そこは私にも色んな目算はあります。彼の職場、めっちゃ良い職場だし。

後述にも⑥-２の約束に出てきますが、
あまり勝手に「意見が衝突しそう」って思わないで欲しい(こっちもだけど)。

【やること⑤】
②③④を聞いて私が納得いく(安心する)答えであれば、
改めて、私は今も結婚をしたい旨を伝え、彼はそれを検討できるのかどうか確認する
↓
【回答⑤】
・分かった。考えればいいのね？
(！！)

【やること⑥】
１、その場で結論が出るなら理由込みで聞く
[１－２：明確なYES以外の温い逃げは全て「NO」であると心得る]
２、考える余地があるなら期限を明確な日付を決める
[２－２：考えた上で彼側の不明点や不安点(私に対する)は、勝手に結論付けず、ちゃんと私にぶつけてもらい、話し合いの上でジャッジしてもらうことを約束する]
(これは１の選択肢が消滅するため２を確認)
↓
【回答⑥】
・1週間………1か月。
(分かった、１ヶ月ね？)
・さっきの住居のような彼側の不安点について、一方的なジャッジでNOに振り分けるのではなく、さっきみたいにちゃんと私に聞いて、話し合うことを彼に了承してもらう

はい。
話し合う、絶対、話し合う。と決めて挑んだら、
ポンポンポンっと話自体は進むんですねー。
きっかけって大事。第三者の目線って大事。

そして能動的であることって大事。(←今まで流されてきといてお前w)
感想というか思うところは2点。

ツッコミどころはやはり、
年末の『パターン青！使徒(サイコ)です！』となった時のポイントであった「妊娠したら結婚するよ」。

この裏が、
私にはひっくり返るほどのストレスだったにも関わらず、
彼には「わりと安心させること言った」ぐらいのニュアンスだったこと。

彼にもツッコミどころ満載ですが、
私にも「早く聞いておけば長く”悩む”ことはなかったのでは？」というところ。
マジ年明けの重量級の思考整理は最悪だった。

妊娠の発覚が、早くて2か月・遅くて3か月でしょ？
(黙ってたけど２ヶ月めの流産確率って高いし？)
そのころには「つわり」期に突入してるじゃん？
安定期に入ったらお腹大きくなる一方じゃん？
いつ挨拶行く？
いつ籍入れて銀行やら保険やらカードの名義変える諸々の手続きする？
いつ家探す？いつ引っ越しの作業する？全部男がやってくれる？
女の人の立場で考えたら『妊娠したら結婚する』って結構ビックリ仰天じゃない？

と畳みかけたら、あっさり「なるほど、わかった」

いやいやいやいや、
説明せんでも、ちょっと考えたらわかるやんかーい！
(マジで「おめでた婚」の人が無事に出産までしてんのスゲェなって、私も、この度改めて思いました)

マジで、モテるふりして、
いやモテてきたからこそ、真剣な話してくれた女の子、今まで身の回りにいないな？
誰も手を出さなかった地雷案件とも言えるし、
そんな男に結婚を考えさせてる私も地雷…いや、豪腕とも言える。

いよいよ私、
よその女の影による不安を「紙切れ級」の軽さから、「シャボン玉級」の軽さに減量するわ。
「奥様と別れて」タイプや「既に妊娠してる」タイプ、いなさそうな気がしてきた。

想像力の欠如という点は気になるものの、
なぜか彼は女の子相手(恋愛沙汰)以外では、
想像力がある方の人の会話ができるので(←ビジネス面的な意味なのでサイコ臭に変わりないですがｗ)、

ま、今後はギョッとせずに、「それはひどくないか」とかを口に出すことにしたらいいのかな？
ギョッとして思考停止しないように早く慣れた方がいいな？と感じました。

もう一つのツッコみどころはこの一連の回答を1週間と言いかけて1か月に変えたこと。
今更1か月も必要ってのが、過去マジに妊娠したら結婚するの一択しかなかったんだな、と。
まあ、この点は私の方も分かってて引っ張ってしまったので怒るところではないけれど。

彼や彼のようなタイプの男性は、
35歳と45歳の(まもなく36歳と46歳な)妊活がどのぐらい大変なものなのか、女性ほどは真剣に考えたことがないのですよね。
しょうがないのかなー。
なんかもう生理の授業と合わせて義務教育で男女平等にやってくれないかな。
私だって大人になってから自分で勉強したよ…。

だいたい、1か月って言ったってことは、
最初の1週間ぐらい思考停止で過ごすよなぁ。
マジに、今まで誰かから結婚詰められたことないんだなと思い知り、
じゃあこのまま詰めてやろう、と決意を新たにしました。

仕事だったら私、1か月も返事待たないもん。
いやリテールのお客様に対してはジャブ打ちテストクロージングするから、
実質3か月ぐらいかけるパターンもあるけども。

彼はこの1か月の間も私を呼び出せると思ってるんだろうけど、
私、話し合いにはもちろん応じるけど、セックスはさせないからな。

もし最終的に結婚しないってなったら、
こないだの超絶ザツなセックスが最後の思い出だから後悔するがいい(←彼は覚えてないと思うw)

このプロポーズを以て、私は『都合の良い女沼』、無事に卒業です。
結婚できてもできなくても。

結婚後にまた都合よく”オカン”にされたら、
今度は夫婦として平等な立場で家族会議することとします。
(逃げ恥のように経営者会議するｗ)

最終的な結論は1か月後になりますので、
書きかけて寝かせているコント編など、ボチボチ更新しながら待とうと思います。