見出し画像

やりたい髪型がなくなる問題

坊主にする勇気がない。

いや、髪の毛はサラサラさせておいて、特定の男性にだけ撫でることを許すのが好きである。

(※noteの書き口調が未だ安定しないため、本日は断定口調でお送りします)

私はゆるめの美容女子であるため、20代の頃は恐ろしくヘアサロンに投資していた。
だが今日、ボサボサヘアにイラついて美容室を予約してから思った。

「・・・え、髪型なんて言おう」

別に「軽くしたいので、うしろ数cm切ってください」で良いのだが、
どうせお金を使うならイケてる感じにはしたい。

私のパートナーは私の女としての髪型には大して興味がないため、
盛大に自己満足で良いのである。
営業マンは見た目が命なので、売上の為にはお客様ウケしたいという下心もある。どちらかというと、女性の決裁者たちに「オシャレにしてるね」と思われたい。
(3か月放ったらかして何を言っているのか)

きちんと「こうなりたい」「あれがやりたい」という目的を持って髪型を作ってきた結果、
もう「やりたいことはやり尽くした」となったのである。

ここで髪型遍歴。
子供の頃はバレリーナだったことがあり、ずっとロングヘアだった。

社会に出てからショートヘアに挑戦し、似合わないと思っていたら意外と反響がよかったために、とにかくボブからショートを堪能しまくった。

堪能しまくったというか、
ショートは一度やり始めたら、社会人としてある程度ちゃんとしているためには、きちんと手入れし続けなければならない。

前述と同じく、どうせお金を使うなら『変わった』感を堪能したかった私は、
・ツィッギーを目指してお猿になるベリーショート
・赤紫のツヤツヤ
・アニーを目指してコントになるくるくる
・ゆるふわモテショート(モテなかった)
・水原希子を目指して自分の顔のデカさに戦慄する前下がりボブ
等など、いろいろと挑戦した。

そこから、「ロングまで伸ばす挑戦をする」というのもやってみた。
元来はズボラでケチな私にはピッタリな「美容室代を浮かす」というメリットがあるため(※シャンプー類はいいやつ使ってるので枝毛はない)、
結果、胸下まで伸ばすことができた。
が、家でのお手入れの面倒くささに勝てなくなった。もういいや、と。

これらの髪型遍歴を経て、
ミディアム~セミロングは、前髪さえきちんと手入れすることができれば、ヘアサロンを3カ月サボっても何とかできる優秀スタイル。というところに着地した。

さあ大変だ。
もう髪を切る目的が「お手入れ」だけになってしまった。
楽しくない、お金を使うのが何となくもったいない。

というわけで、
今から行く美容室で何と言ってどんな髪型にしようか、
至急考えているところである。
そこそこトレンドを抑えていて、自分のクセに合っていて、お手入れしやすい髪型について。

いっそ、お手入れの楽さで言えば坊主がトレンドにならないものか、
とひっそり思っている。
(頭部の骨格が美しくないので、トレンドになっても避ける可能性はある)

なお、完全に蛇足だが、
子供を産んだらショートヘアにする方が多いのは、恐らくドライヤー分の時短のためだと思われる。

クセ毛で外出時は”雑で良いからブロー”が必要な髪質の私は、
手入れを怠った場合には『秘技・まとめ髪』でしのいでいる。朝のドタバタした時にヘアセットをしている暇はなさそうだし、1~2か月に1回ヘアサロンに行く暇もなくてイライラしそうだ。

そのため、「子供を産んだらショート」の図式は、諸々を天秤にかけた上で、選択しなさそうだと思っている。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?