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タオルケットを奪い合うもまた愛しき…わけねぇ!【ぶぇくしょッ】

毎日、今日は何を着るのが正解???という季節ですね。
暑かったり寒かったり…蒸し蒸ししてベタついたり…おまけに今年は換気も必要な中、おうちや職場の空調、どうされてますか?

私の今のおうちは南東向きで、西日の影響を受けてません。夏場でも、夜なら涼しい風が入ってくれる日もあり、わりと快適に過ごせます。

一方、「寝に帰る」ための部屋として選ばれた、わがセフレの家は、窓に網戸がありません。
そろそろ蚊など入る季節であるため、涼しい風が吹いていても”窓を開放”という選択肢がありません。なので、日中が蒸し暑かった日は即、冷房でございます。

『#おうち時間を楽しく』という志向の持ち主なら絶対選ばないタイプのお部屋です。

私は冬は暖房19℃~22℃、夏は冷房25~28℃を好む体質です。
(もちろん住んだ部屋の向きやエアコンの質にもよります)
一方、彼は冬は暖房28~30℃、夏は冷房19~22℃を好みます。

今この段落がややこしくて二度見した方もいらっしゃるかと思います笑、
要するに私の暖房基準と彼の冷房基準が一緒という恐ろしく空調の好みが合っていないカップルです。

※ムーブAIのついた霧ケ峰さまが欲しい

先日、相当ひさしぶりの一戦を交え、彼は「暑っ」とエアコンをつけて、そのままマッパで眠りにつきました。
冬であれば暑いぐらいの暖房が効いてくるため、私もマッパで彼にくっついて寝てしまうことがあるのですが。

『Oh…この冷房、絶っっ対寒いんやろなぁ』
昨年の記憶を手繰って、私は暗がりの中ベッドを降り、アチコチに散らかし散らかされたパジャマと下着をかき集めました。
リモコンが何度に設定されていたのかは知りませんが、前日が蒸し暑い日だったので、きっと20℃とかキンキンに冷えてそう…と予測。

タオルケットを全部かけると彼が蹴飛ばす可能性があるため、
お腹だけにかけて、足元に折りたたまれたお布団も手繰り寄せられるように端を確認し(だいぶ用意周到)、
ようやく私は久しぶりの添い寝にふくふくした気持ちで眠りにつきました。

どんなに暑がっていても腕枕はしてくれるし、くっついても嫌がらないので、この事後の寝入りのまどろみは「あ~幸せ~」な一瞬です。
(※腕枕問題については、我々は頭はホンモノの枕で支え、首の下の隙間に腕枕を入れてもらい、いつの間にか分離するスタイル)

・・・

その晩、私は喉の渇きを感じてケホッとなりながら目を覚ましました。
(水が欲しい系ではなく、冬の乾燥でイガラッぽい感じ)
案の定。案の定です。
寒い。ちょ、隣のマッパおじさんほぼ何もかけずに寝てなかったか?

隣を見ると、マッパのおじさんはタオルケットの蓑虫になっていました。

無題


寄越せや!

寒いわけです。
私がお腹にかけてあげたタオルケットを1人で着ている!何故だ!
数時間前の幸せタイム返せ。

君が冷房つけたんでは?!何故?!なにこの仕打ち!!

私は慌ててタオルケットの端を掴んで彼の背中にくっつこうとしました。
ところが蓑虫は深い眠りの中におり、さらにクルンと丸まって、入ろうとした私からケットを剥ぎとります。

おい!寝ぼけんな!寒いわ!

そうだ、足元に準備した布団どこいった?!

…向こう側(彼を乗り越えた先のベッド下)に蹴り落されていました(涙)

しゃーなしに乗り越えようとしたら、なぜか半分起きた蓑に腕だけ巻き込まれます(←たぶん虫は私の暖を取ってくれているつもり)

ちゃうねん!寝ぼけんな!(2回目)

肩が寒い。脚も寒い。腕を巻き込まれたによってお腹側は彼にくっついて温かいのですが、つまさきも冷たい。背中も首筋も寒い。
このまま寝入ったら本格的に風邪をひく午前3時。明日も仕事です。
離せ、離してくれ!その布団を確保できないなら、やることは1つ。

エアコン消させろや!!!(もはやお前が消せや!)

そんな、タオルケットに肩まで包まって寝るぐらいなら、タイマーとかさあ!なんかさあ!文明の利器あるじゃんさあ!
よく体調崩さずに生きてんなこの人!

離せ!ふんっ!

腕を振りほどいてエアコンを黙らせた私は、
タオルケット蓑虫を横目に温かいお布団で寝て、明け方暑くて結局布団はマッパおじさんに取られていたのでした。

エッチの後にくっついて寝るのを嫌がらない人な上、寝つきは私の方が良いので寝入りは大変幸せな気分なのですが、こうやって途中で目覚めると最悪。
本当に空調はお互いの中間を探れるようにならないと、どっちかが著しく体調に異変を来たしそう。



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