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膝にお悩みのある方

膝痛
みな同じ作用機序で痛くなったり硬くなったりするわけではなく
個別性があります

ですが

多くの方に応用、適用できるポイントをご紹介します

ポイント①   鷲足

緑のテープ🟢のところ(脚の脛の脛骨の内側)

押さえたら痛い方が多いと思います
鷲足に付着している筋肉(半腱様筋、縫工筋、薄筋)が一度に硬くなると、
膝から上が外に捻れて、
膝から下が内に捻じれて、
骨盤は後ろに引っ張られて、
膝が曲がり、
身体のラインよりも膝が前にでる
その
鷲足へポイントテーピングのシンプルテープを貼ってみてください

ポイント②  大腿四頭筋の停止部

緑のテープ🟢のところ
(鷲足と同じ高さの位置で脛の前のところ)

大腿四頭筋(もも前の筋肉)
起始部は腸骨のあたりつけ根のちょっと上
停止部は膝の下
この停止部が筋肉の収縮で上に引っ張られてしまう
ココへ
ポイントテーピングの矢印のテープを
「矢印下向き」
に貼る

最初に鷲足にテープを貼ることで捻れをとって良い状態にして
大腿四頭筋の停止部に下向きの矢印で、上に引っ張られているものを、下へと、こっちだよと誘導してあげる
それで膝まわりが楽になる

貼ってみると
脚真っ直ぐな感覚になる
膝の位置が後ろに入っている感覚になる

広い範囲でのサポートをするには

骨盤が後ろに引っ張られているので
ももの前(大腿四頭筋
ももの後ろ(ハムストリングス)
にシンプルなポイントテーピングを貼って

そして
足首周りだったら
重心ポイント
母指球にシンプルなポイントテーピングを貼る

ポイントテーピング

さらに

そのような方は往々にして膝の動きが硬いので
膝の曲げ伸ばしは
棒のようになった硬い状態で曲げ伸ばしはとても力がいる。
本当は
膝を少し上に上げて足を浮かせて
膝下がプランプランと揺れて振り子のように振れる方が歩く時に効率的
振り子状態を作るには膝の下の脛(スネ)
骨と筋肉の際
骨と筋肉の間にはある程度スペースがあるのだが、硬くなるとその隙間が狭くなり癒着してしまう
癒着があると硬くなる、まさに棒状態
骨と筋肉の間の隙間に水が流れているのですが
その水が上方向に流れていかなくなるので
浮腫む
冷える🥶

それならばどうするか

マッサージ

脛の骨の際を押す
マッサージの極意は「押した後に抜く」
圧をかけた後に抜くことで
ブワっとスペースができる
強さは関係なく
ちょっとの軽さで大丈夫
押して圧をかけた後、その圧の倍ぐらいフワッと上げる
スペースができ癒着がとれていく

脛に沿って上から下へ
そして
腓骨(脛の外側の骨)の際も同様に

その後
しゃがんでみてください
めっちゃ曲がりやすくなっています

歩いてみてもらうと
脚が勝手に前に出る感じの振り子状態が促される感覚になります
歩行動作は歩幅を大きくしたり、早く歩くのでなければ、脚は後ろに蹴る必要はないんです

踵が離れる時、つけ根が一瞬抜けて膝が前に出て
つま先が浮いた時に振り子が勝手に振られ、
振り子が大きければ、その下の足振りが勝手に柔らかくなるので、どこに着地するかを考えなくても勝手に良いところで決まる
着地したら、もうすでに反対の脚の動きが始まっています(^^)

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