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色の持つチカラ

ジュエリーはファッションの一部であることはもちろんですが、中にはお守り代わりに身に着ける人もいます。
こだわりを持っていて他の宝石には見向きもしない人もいれば、何を基準に選んだら良いのかわからないと、ショーケースを右往左往する人もいます。

インターネットの普及に伴い、販売員に声を掛けられるのを嫌い、インターネットでお買い物を完結する人が増えてきています。もちろん便利で時短で、メリットもたくさんあると思います。
しかし、ジュエリーは絶対に自分の目で確かめてから購入することをおすすめします。世界中に二つとして全く同じものは存在しないからです。
カットの具合や色味、内包物の入り方などで輝き方、印象は変わってきます。

また面白いことに、お客様は担当する販売員によって購入するものが変わるのです。販売員との会話から導き出せるアイテムもあるので、是非プロに頼って会話を楽しんで頂きたいです。

何が欲しいかわからないけれど、何か一つ欲しい、というお客様に私がよく提案する方法をご紹介します。

まずは定番ですが誕生月、記念の月、お子様の生まれ月などをお伺いしてその月のジュエリーをご覧頂きます。

1月:ガーネット・ロードライトガーネット
2月:アメシスト
3月:アクアマリン・モルガナイト(ピンクアクアマリン)・サンゴ
4月:ダイヤモンド
5月:エメラルド・ヒスイ
6月:ムーンストーン・ブルームーンストーン・パール
7月:ルビー
8月:ペリドット
9月:サファイヤ
10月:トルマリン・オパール
11月:シトリン・トパーズ
12月:ターコイズ・タンザナイト・ラピスラズリ

あとは好きな色、似あう色、普段のファッションから合わせやすい色なども選ぶヒントにして頂きます。
宝石によって硬度も異なるので、どのようなシーンで身に着けたいかも必ずお伺いします。

それでもピンと来ない場合には、「色の持つチカラ」のお話をさせて頂いています。

学生時代に学んだ心理学から、色彩が与える心理効果を活用して、その時々によって抱える悩みや願いにアプローチしていきます。
学業、受験、仕事、健康、恋愛、結婚…など様々な叶えたい願いに合わせて背中を押すようなイメージで、色の持つチカラに手伝ってもらうことを目的としています。

一例をあげると、
赤→情熱、リーダーシップ
ピンク→恋愛、優しさ
青→誠実、冷静
緑→健康、癒し
黄色→幸福、夢、友情

などをイメージさせる作用があります。

宝石そのものが持つ「石言葉」もありますが、それはまたの機会に。

ただし、願いが強すぎるあまり、依存してしまいそうなお客様には絶対にこの方法は使いません。
一番大切なのはご自身の行動です。あくまで色のチカラは脇役、例えるならお守りや、応援団のような存在です。
この方法は新しい目線でジュエリー選びを楽しみたいというお客様にはとても喜んで頂けました。

各ブランドでも「恋が叶う」や、「幸せを運ぶ」など、心惹かれるキャッチコピーを持つジュエリーもたくさんあるので、そこがフックになる場合もありますね。

是非実際に手にとって、たくさん試着して、ジュエリーを体感してみてください!

ご興味持って頂けたらサポートお願いします!いただいたサポートでチョコレートを買ってレビューしたいです。夢ふくらむ…。