春山の万花の艶(ばんかのつや)か 秋山の千葉の彩(せんようのいろ)か
秋山の冬こもり
春さり来れば
鳴かずありし
鳥も来鳴きぬ
咲かずありし
花も咲けれど
山を茂み
入りても取らず
草深み
取りても見ず
秋山の
木の葉を見ては
黄葉をば
取りてぞ偲ふ
青きをば
置きてぞ嘆く
そこし恨めし
秋山吾は
作者:額田王 (万葉集 第1巻 16番歌)
【解釈】
冬が去り、春がやってくれば、鳴かずにいた鳥もやって来て鳴く。
咲かずにいた花も咲く。
ですが、山が繁り、分け入っていくことが出来ず、草が深いので折り取って観賞することもできません。
秋山は木の葉を観賞し、黄葉を手折って観賞することも出来ます。
青葉が残り少なくて残念ですが、でも、私は秋山がいいですね。
額田王、好きなんですよね~*
↑ かーなーりー、馴れ馴れしいけど😆
同じ時代に同じ場所で生きていたら気が合うおひとりだったはず😊
春山の万花の艶(ばんかのつや)も
秋山の千葉の彩(せんようのいろ)も
私自身は甲乙つけがたく好きですけれども💓
サポートをいただけますとうれしいです😊✨みなさまからのサポートは写真詩集を出版する際に大切に使わせていただきます📘🙏💓