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コーマック・マッカーシーの新作

現代アメリカ文学における代表的作家C.マッカーシーの新作が、2022年秋に出るらしいです。今日気づきました。とても良いニュース。もうすぐ90歳かと思うんですが、Cormac McCarthy Society に載ってる写真を見ると矍鑠とした様子が窺えます。いやー邦訳が待てないですね。でもマッカーシーの文章めちゃ難しいですからね、TOEIC720点の僕には太刀打ちできないような… いや、そう諦めるもんでもない。これを機に過去の作品を原著で読み直すのも、イキってる感じで面白いかもしれません。とりあえず昔読んだ "THE ROAD" を再読するか、コーエン兄弟が映画化した "NO COUNTRY FOR OLD MEN" の原著に挑戦するかしてみよう! 

おお。マッカーシーの小説、電子書籍版があるんですね… 処女作 "THE ORCHARD KEEPER" すら千円ちょっとで読めるのか… できれば紙で読みたいんですけどもう絶版ですよね…

以前、知り合いの心理士に「ノーカントリー」を最高の映画だからとにかく観てと無理やり貸したら、その感想が「ここには神の不在が描かれている」でした。ふううん? マッカーシーがそんなありふれたことテーマに据えるとでも?…て思ったんですけど言うて僕も数作しか知らないので、改めて彼の作品に取り組んでみたいです。あんな恐ろしい物語を描いてどんなことを訴えたいのでしょう? ちなみに「ノーカントリー」のテーマはラストシーンでトミー・リー・ジョーンズが語る夢の内容だと思うんですが(あのくだりホント泣いてしまう)、原著でもあそこがラストシーンなのか実は分かってない。コーエン兄弟の脚本かもしれないし。うん、やっぱり一回は原作にあたってみたいですね。というわけで夏休みの自由研究はコレでいいですね、「コーマック・マッカーシーの諸作品で描かれるテーマについて」。はー、英米文学部に入りなおしたい…
あ、その知り合いの心理士は、勧めたモノをだいたい見てくれる優しい人ですw

#小説 #海外文学 #夏の自由研究

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