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発達性読み書き障害、発達性ディスレクシアとは?

発達障害の一種で、知能や聴いて理解する力、発話で自分の考えを伝えることには問題はないが、読み書きの能力だけに特に困難を示す障害のこと。
おもに就学期前後に明らかになることが多く、日本の小学生の約7~8%に存在します。(※)
ちなみに、英語圏においては発達性ディスレクシアの「読み」の出現率は10~15%と日本語よりもかなり高く、日本では英語の学習がはじまってから、英語の成績だけが極端に悪く、発達性読み書き障害であることが発覚する場合もあります。

「読み書きの能力に困難を示す」とは?
・通常の読み書きの練習では音読や書字の修得が困難
・音読はできるがスピードが遅い
・音読はできるが文字が書けない
・漢字やかなの形を思い出すことが難しい/とても時間がかかる
・文字を書くことはできるが、よく間違える
・文字を書くことはできるが、非常に時間がかかる

発達性読み書き障害の症状ではないもの
・字が浮いてみえる
・字が動いて見える
・書いた字の大きさがそろわない
・字の形が整わない
・鏡文字を書く
・小さい文字が読めない(大きくすれば読める)

より詳細な症状については、発達性ディスレクシア研究会のホームページより閲覧できるファクトシートをご覧ください。
下記リンク先の「FactSheetのPDFファイルはこちら」よりダウンロードできます。
https://square.umin.ac.jp/dyslexia/factsheet.html

※500人規模の小学校で、「ひらがな」「カタカナ」「漢字」の「音読」「書字」および「読み/書きの習得に影響があると考えられる脳六」に関する調査の結果 Uno et al,2009
Relationship between reading / writing skills and cognitive abilities among japanese primary-school children: nomal readers versus poor readers(dyslexics)

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