言葉で説明するって大事


変な話をします。


もし「疲れ」という概念が無く、そのような意味も分からないとしましょう。疲れという物が分からないので「説明」できない状態ですね。

本当に変な話ですね(笑)


朝早くから、凄い距離を歩きました。昼も過ぎて夕方まだ歩き続けたとします。

何か力が出ません。足が動かないような現象が出てきました。

はい、疲れていますね。動きすぎです。エネルギーも無くなっているでしょう。

「疲れ」という概念がなければ、休むとかご飯を食べるとかの対策をしないですね。

知っていれば対処します。

適度に休むやら、ご飯を食べる・・・など。


疲れ、いわゆる「疲労」には種類があります。

例えば、末梢性疲労。

末梢性疲労は、体の疲れです。

体を動かし続けると、筋肉では蓄えられたエネルギーが減っています。

筋肉が披露したら硬くなりますので血流は悪くなり、神経から筋肉の神経伝達が遅れるようになって、筋肉のパフォーマンスは低下します。

また、運動によって傷ついた筋肉では炎症が起き、筋肉痛といった症状となったりします。


あとは、中枢性疲労もあります。

中枢性疲労は、脳の疲れです。

心理的・精神的な疲れによるものです。

例えば、過度な緊張や長時間続く会議の後などには、ぐったり疲れを感じる。みたいなものです。

ストレスの感じ方は、中枢性疲労の発生に強く関連しているのです。

ストレス刺激が脳内で大きくなると、筋肉の疲労と同じような反応が起き、次第に脳細胞がダメージを受けて疲労を感じるようになります。


疲労もここまで分かるとかなりの対策ができますね。

体の疲れというものをここまで説明できるなら、知らない人に比べたら雲泥の差と言えます。


これを人生に置き換えてみましょう。

人生において「疲れてない状態」は「心が健康」という状態。

すなわち「幸せ!」

という状態とは言えませんか?

たぶんそうですよね?


もしあなたが人生で疲れているとしたら・・・。


それは、体の疲れですか?

それとも、心の疲れですか?


もしあなたが人生で「疲れ」を感じていたら、

何に疲れているか「言葉で説明できる」なら、かなりの部分を対処でると思います。もちろん直ぐにできるものと、時間がかかるものはあるでしょう。


でも対処は出来るはずです。


冒頭で話した「変な話」を思い出してください。

疲れたという体のサインをちゃんと理解しているなら、そして疲れを改善する知識があったら疲れなくなるのと一緒です。


でも冒頭の話が「変な話」とすぐに分かるのに、なぜ一番大事な人生のことになると途端に説明できなくなるのでしょうか?

説明できないから対処できないのでしたね。


言葉で正しく説明出来たらほとんど解決できます。

解決できない時は正しく現状把握できていない可能性と

対処法を知らない可能性があります。


人生は大きいですよね。広いとも言えます。


良く人生での目標を、世界地図とか海図みたいなイメージで例えられます。

生きていく場所は同じところにいたとしても、昔の事を思い浮かべたり、未来の夢を考えている時に何か距離感がありますよね。


なので夢、目標などの人生を地図としてイメージし目的地を示すものを「ライフコンパス」と名付けます。

「生きていく為の指針」ですね。


人生は偉大な物です。体の健康や疲れとは比べ物にならないくらい偉大です。

人生での疲れにはこの方向性が定められずに起こる物もあります。


あと、エネルギーですが体のエネルギーは「空気、水、食べ物、光」です。

また違う機会に書きますが、「空気、水、食べ物、光」なんです。

これが無いと死にます。


でも人生はそれよりももっと種類が多いんです。

多いのでまとめて「ライフエナジー」と名付けます。


人生において疲れてしまうことがあるでしょう。

疲れてしまって、思わず立ち止まってしまうことがあるかも
しれません。


でもライフコンパスのように、変わらずに指し続けてくれる
指針と、

エネルギー源であるライフエナジーがあれば
いずれは確実に歩みだすことができます。


そんな、ライフコンパスとライフエナジーについて書いていきたいと思います。