不思議な地獄をリズムで乗り切る!たいみんぐぅ〜の感想【ネタバレ有り】
セール期間だったので購入した。
【たいみんぐぅ〜】
Nintendo Switchにはまだ発売していない『リズム天国』のようなゲームじゃないかと気になっていたゲームでした。
いつかリズム天国も出るだろうと楽しみにしています…!!
2021年11月発売でMAGESからの販売。
以前はシュタインズゲートを発売している会社だし、何でか分からないけどいいゲームを出してくれると言う気持ちではありました。
ブランド力って大事だなぁ…
あらすじ
地獄を回って自分の魂のカケラを見つけ、元の世界へ戻ると言うストーリーの元進んでいきます。
リズム第一な閻魔大王様と聞くとなんだか陽気なイメージだけど地獄なのは変わらないため最初のセカイのビジュアルは日本のよくある地獄となっています。
シンプル操作で簡単クリア
あらすじにもある通り使うボタンは最高2つ、音ゲーによくある流れてくるものに対してボタンを押すのではなく、音楽と画面の変化に合わせたボタン押しのみなので、みるところが多すぎて大変とか、素早く操作してボタンを押しに行かなくていいのは音ゲーのとっかかりとして良いところだと思います。
地獄とはいえポップなセカイ
地獄を回るのもあり、最初のまんま地獄みたいなものばかりかと思いきや、ファンタジーの世界やの世界といったポップで陽気な明るい世界を回るので、暗く重いストーリーにもならず「リズムに乗る」と言うところに集中できる要素でありました。
点数性でないため気が楽
音ゲーといえばより良いスコアを目指すため何百ものタイミングを完璧にしなければならないと言う苦行(そこがいいところでもあるのですが苦手なので…)がありますが、
たいみんぐぅ〜では可、良、優のような評価となるため、音楽にノれていたのか、というところで終われるのがいいと思います。
…まぁ最終的には優を目指すことになるのでリズム感がない人(自分)には辛いところかもしれません。
ノリきれていないと思うところ
どこか変というかだいぶ変なキャラ
操作するキャラはステージによって違うのですが、変なキャラなのがほとんどです。
可愛さがあるとかカッコいいとかそういう訳でもない。
出てくるキャラに愛着が湧かないものが多い気がしました。その理由は次の項目にもあります。
ノリにくいリズムゲームが多い
なんでそのタイミング?と思うゲームが多く、
イライラさせられるところがあります。
特に最後の長押し、あっ今の最後だったんだっていうのが多々ありました。
BGM聴いていればできるよ!というコンセプトなのは分かるけどそもそも良いリズムが流れているかというと…もっとボーカル曲があるような、頭に残る強烈な曲があってもよかったと思う。
ストーリーのノリがきつい
ストーリーの会話が微妙に滑っている気がする。
主人公がツッコミで進むのですが、周りは悪い意味で無視というか、ないがしろというか…
そもそもゲームが少し寒いというか…
【ファンタジー世界で勇者と姫の夜の交流を窓からバレないようコソコソ見る】というものがありますが、
大きなお世話じゃない?
リズム重視といえど、なんでそんなことでノらなきゃいかんのよと感じました。これは僕がこのノリに乗れてなかったところかもしれない。
特に厚いストーリーでもなく、やはりバイブスで乗り切れということなんだろうけどそれなら間の会話なくてもよかったのでは…とも思ってしまいました。
更に言うと、一通りクリアするともう一周ハードモードをやることになるのですが、見た目が変わらないし、リミックスとかもないためなんかかさ増し感があるのもちょっとなぁ…BGMが少し早いとか曲が違うとかあってもいいのに…
総評
長所
・シンプル操作
・点数が出ないことの気軽さ
・ポップな見た目
短所
・キャラに愛着が湧かない
・ゲームがノリにくい
・ストーリーが薄い
画面を見ないとクリアしづらいところとかもありましたが、リズム天国も一作目は画面を見ての要素があったしそもそもゲームなんだから画面見ながらやるのが普通でしょと終わった頃には思いました。
悩むところもあるけど一作目だし続編があれば改善されるかなぁと思いました。
歌がもっとあったりしてもいいなとは思いますが、リズムゲームを食わず嫌いしている人にはおすすめです。リズムに乗れてないと思ったらたいみんぐぅ〜いかがでしょうか?
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